【東京マラソン】新谷仁美「力不足」2時間21分50秒で日本新ならず…号泣、憔悴 タオルで顔を覆う

2024年03月03日 11:28

マラソン

【東京マラソン】新谷仁美「力不足」2時間21分50秒で日本新ならず…号泣、憔悴 タオルで顔を覆う
<東京マラソン>ゴールする新谷仁美(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【東京マラソン ( 2024年3月3日    東京都庁~東京駅前の42・195キロ )】 パリ五輪代表選考対象外の女子で、新谷仁美(積水化学)は目指していた日本記録(2時間18分59秒)更新に届かなかった。2時間21分50秒(速報値)で日本人トップの6位。2時間19分24秒の自己ベストも更新できなかった。
 「日本記録は、考えすぎると自分の良さは出てこない。ハーフの通過タイムが想定より速くても遅くても冷静に判断して走ろうと思っている。目標タイムにしばれることはないように気持ちを整えて走りたい」とレース展開を描いていた。

 自らがペースメーカーを務めた1月の大阪国際女子では、前田穂南(天満屋)が2時間18分59秒の日本新記録をマーク。「悔しい以外のものは何もない。この世界に入り込んだ以上は、対価を頂いてプロとしてやっている以上は1番でなけば価値を下げることにつながる」とプライドをさらけ出し「この仕事を全うしたい」と意気込みを口にしていたが、満足いくレースにはならなかった。

 ゴール後はタオルで顔を覆い、涙とともに憔悴の表情を浮かべていた。会見では「単純に結果が出なかったということ。それ以下でもそれ以上でもありません。ただただ、力不足」と振り返った。

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