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「後押しに全力を尽くす」チームジャパン副団長・井上康生氏 パリ五輪へ抱負 開幕あと51日

2024年06月05日 12:54

柔道

「後押しに全力を尽くす」チームジャパン副団長・井上康生氏 パリ五輪へ抱負 開幕あと51日
日本オリンピックミュージアムで始まった企画展の内覧会に出席し、パリ五輪への抱負を語る井上康生氏 Photo By スポニチ
 7月26日に開幕するパリ五輪でチームジャパン(日本選手団)の副団長を務める井上康生氏が5日、東京都新宿区にある日本オリンピックミュージアムでこの日から始まった企画展「TEAM JAPAN SUMMER FEST in JAPAN OLYMPIC MUSEUM」の内覧会に出席。ところ狭しと並んだ各競技の展示物を興味深そうに見学した。
 5日で五輪開幕まで51日。選手として2度、柔道日本代表のコーチや監督として3度の五輪を経験し、今回は選手団の副団長として6度目の大舞台に臨む心境を問われると、「違う形でのプレッシャー、責任を感じている。選手やとりまくスタッフが最高のパフォーマンスをできるように、後押しするだけだし、それに全力を尽くす」と抱負を述べた。前日には東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターを訪れ、追加種目のブレイキンの強化合宿を視察したそうで、「緻密に練習していた」と感心した様子だった。

 代表選手が決まった競技、徐々に出そろっている競技もあれば、今月に選考や発表が行われる競技もある。2000年シドニー五輪で金メダルを獲得した経験などを踏まえ、「(残り50日は)まだ練習量と質は攻められると思う。私の現役時は、最終の追い込み時期だった」と話し、選手たちにエールを送った。

 ミュージアムに居合わせた来場者や修学旅行生とも気さくに話し、記念撮影やサインにも応じた井上氏。企画展の会期は12月15日までで、「(五輪や選手の)様々な背景を感じ取られるし、イメージを膨らませてもらえると思う」と来場を呼びかけた。

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