【バレーボール】日本 激闘フルセット!ドイツ破り開幕2連勝 手に汗握る展開に西田「僕たちもハラハラ」

2024年06月05日 21:43

バレーボール

【バレーボール】日本 激闘フルセット!ドイツ破り開幕2連勝 手に汗握る展開に西田「僕たちもハラハラ」
<日本・ドイツ>第1セット、スパイクを決め喜び石川(左から3人目)(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【ネーションズリーグ   日本―ドイツ ( 2024年6月5日    北九州市・西日本総合展示場 )】 バレーボールのネーションズリーグ男子1次リーグ第2週福岡大会が行われ、世界ランキング4位の日本は同12位のドイツと対戦。フルセットにもつれ込む激闘の末、3―2(25―22、22―25、25―27、25―23、15―8)で競り勝ち開幕2連勝とした。
 第1セットは主将の石川がチームをけん引。多彩なスパイク、相手の意表を突くフェイントで得点を重ねると、18―15で迎えた局面では観客席ギリギリまで飛んだボールを懸命に拾って味方につなげ、最後は相手のミスを誘って日本のポイントとした。24―22でセットポイントを握ると、最後も石川が強烈なスパイクを叩き込んで締め、第1セットを先取した。

 第2セットは序盤からドイツの強烈なサーブ、スパイクに苦戦。要所で西田が左の強打を決めて粘ったものの、終盤は相手の高いブロックに阻まれ、22―25でこのセットを奪われた。第3セットもドイツのサーブに崩される場面が多く、2セット連続で落とした。

 第4セットは日本がブロックポイントを効果的に重ねながらも終盤まで競り合う展開。24―23でセットポイントを握ると、最後は石川がブロックを決め、このセットをもぎ取った。最終セットは西田の強烈なスパイクが次々と決まり順調にリードを広げると、終盤には石川がサービスエースを叩き込むなど、相手を圧倒して勝ちきった。

 ▼西田有志 ドイツも全員が凄いバレーをしてきたので、その中でこうやって勝ち切れたことはチームとしていい経験になったと思います。オポジットなので決めるだけだと、そのシンプルな考えで仕事を全うできたことはよかったです。こういう展開にならないように全員で練習しながら、またこういうメンタリティーを全員で作りながら次の試合に臨みたいなと思います。皆さんハラハラしたと思いますけど、僕たちもハラハラしました。でも勝ちました!これからまたタフな試合になる。皆さんの応援が重要になるので、引き続き応援よろしくお願いします。

 ▼石川祐希 サーブがよかったと思いますし、他の選手も5セット目にいいプレーを出してきたので。もっと早い段階で詰めなければならなかったと思います。しっかり勝ち切れたことと、本来なら負けの内容のゲーム。そこはシビアに考えないといけない。もっといいプレーを皆さんに見せたいと思いますし、勝つ姿をたくさんの方に見ていただきたい。

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