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【柔道】パーク24・吉田総監督“オレ超え”32歳五輪初出場の橋本壮市を激賞「必死に頑張ってきた成果」

2024年06月05日 21:11

柔道

【柔道】パーク24・吉田総監督“オレ超え”32歳五輪初出場の橋本壮市を激賞「必死に頑張ってきた成果」
<パーク24株式会社 パリ五輪 柔道日本代表内定選手壮行会>笑顔でガッツポーズする(左から)パーク24柔道部園田女子監督、阿部詩、素根、阿部一、橋本、ウルフ・アロン、パーク24柔道部・吉田総監督、パーク24柔道部・海老沼男子監督(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 柔道実業団強豪のパーク24は5日、東京都品川区の本社でパリ五輪の壮行会を開催し、代表選手5人が出席。現役時代の92年バルセロナで金メダルを獲得するなど五輪3大会に出場した吉田秀彦総監督は「5人全員金メダルで、パーク24に(帰って)来てもらえればと思う」と激励した。
 中でも熱いエールを送った相手が、柔道日本男子歴代最年長の32歳で初出場となる73キロの橋本壮市。「パリ五輪に5人が出場するが、そのうち4人が2連覇に挑む。こんな柔道部は他にない。だからと言って、壮市がダメだと言っているわけではない」とまずはフォロー。続けて「入社10年目、今年(8月)で33歳になる。私も31歳で五輪に出たが、周りからジジイと言われた。それを超えたので偉い。必死に頑張ってきた成果が五輪に結びついたと思う」と激賞すると、会場に集まった社員から拍手喝采を浴びた。

 73キロ級は橋本と同学年の大野将平が長らく君臨して五輪を2連覇。花束贈呈では同じ14年入社の社員から「同期一同、楽しみにしています。頑張って下さい!」とエールを送られたアラサーの星には、阿部兄妹ら2連覇が懸かる他の4選手にない魅力が詰まっている。目頭を熱くした橋本も、「入社11年目、この会社で成長させてもらった。五輪は柔道人生の集大成として、また感謝の気持ちを持って臨みたい」とまなじりを決した。

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