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金メダル候補の江村美咲が3回戦敗退 フェンシング女子サーブル個人

2024年07月29日 21:42

フェンシング

金メダル候補の江村美咲が3回戦敗退 フェンシング女子サーブル個人
3回戦で敗退し悔しがる江村(AP)
 フェンシング女子サーブル個人が29日、グランパレで行われ、世界選手権2連覇中の江村美咲(25=立飛ホールディングス)は3回戦で崔世彬(23=韓国)を7―15で敗れ、メダルの可能性が消えた。
 初戦の2回戦でオレナ・クラバツカ(32=ウクライナ)に15―14と薄氷の勝利を収めた江村は続く3回戦でも崔世彬に苦戦した。
 序盤は一進一退の展開だったが、3―3から5連続失点でリードを許すと、その後も差を詰められなかった。

 江村は大分県出身。フェンシング元日本代表選手の両親の影響で小学3年の時に競技を始め、15歳で世界選手権に出場した。初出場の東京五輪は3回戦で姿を消したが、22年に世界選手権で初優勝。23年には世界ランク1位に浮上し世界選手権で2連覇を果たした。

 2度目の五輪となる今大会では、開会式でブレイキン男子の半井重幸とともに日本選手団の旗手を務め注目を集めた。フェンシングで日本女子初、サーブルでは日本初のメダルを目指して挑んだが、目標に届かなかった。
 

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