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五輪の舞台で通算60回目のジョコvsナダル! 14度V全仏の舞台で声援はナダルが優勢も

2024年07月29日 22:40

テニス

五輪の舞台で通算60回目のジョコvsナダル! 14度V全仏の舞台で声援はナダルが優勢も
試合前、ネットを挟んで記念撮影に収まるジョコビッチ(左)とナダル(AP) Photo By AP
 【パリ五輪第4日 テニス男子シングルス2回戦 ( 2024年7月29日    ローランギャロス )】 テニスの男子シングルス2回戦でノバク・ジョコビッチ(37=セルビア)とラファエル・ナダル(38=スペイン)がの対決が実現した。ともに元世界ランキング1位、2人合わせて獲得タイトル190個という”BIG4”2人の対戦はジョコビッチが6―1、6―4で勝ち、3回戦へ進んだ。
 ナダルはローランギャロスが舞台の全仏オープンで史上最多の14度優勝。2階席まで観客で埋まったセンターコート「フィリップ・シャトリエ」も、ナダルを後押しする声援の方が多かった。それでも世界ランク2位のジョコビッチは同161位のナダルを序盤から圧倒。第1セットは第2、4ゲームをブレークして先取すると、第2セットはナダルの粘りにあいながらも押し切った。両者は通算60回目の対戦で、ジョコビッチの31勝29敗。最近では22年の全仏オープン準々決勝で対戦し、ナダルが3―1で勝っていた。

 ジョコビッチは5大会連続の五輪出場で、最高成績は08年北京大会の銅メダル。12年ロンドン大会は4位、16年リオデジャネイロ大会は1回戦敗退、21年東京大会は4位に終わっており、「生涯ゴールデンスラム」に足りないのは五輪の金メダルだけとなっている。今大会は第1シードで、1回戦はマシュー・エブデン(オーストラリア)に6―0、6―1で圧勝した。

 一方、ナダルは08年北京大会のシングルス、16年リオデジャネイロ大会のダブルスで金メダルを獲得。今季限りでの引退を示唆しており、今大会が最後の五輪となる。大会前に右太腿を痛めていたが、1回戦ではマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6―1、4―6、6―4で下していた。

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