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早田ひな「孫穎莎選手と次への約束も交わした」 金狙うロス五輪「最後の壁を越えられるように」

2024年08月11日 03:10

卓球

早田ひな「孫穎莎選手と次への約束も交わした」 金狙うロス五輪「最後の壁を越えられるように」
<パリ五輪 卓球女子団体決勝>銀メダルを胸に笑顔の(左から)平野、早田、張本美(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第16日 卓球  ( 2024年8月10日    パリ南アリーナ )】 女子団体の決勝が行われ、日本は中国に0―3で敗れて銀メダルとなった。
 早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)、張本美和(木下グループ)で臨んだ今大会。悲願の金メダルには届かなかったが、12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続いて4大会連続で表彰台に上がった。

 今大会中に左手首付近を痛めた早田は、試合後にすがすがしい表情を浮かべていた。張本美と組んだダブルスで第1試合を2―3で惜敗。気持ちを切り替えて孫穎莎と対戦する第4試合に備えながらも、出番は回ってこなかった。

 「100%のところまで自分のコンディションを戻してくれた方々に感謝したいし、ケガのことを忘れて、本気で楽しめた決勝戦だった。もちろん負けて悔しい部分はあるけど、最後までやりきれたかなと思います」

 混合ダブルスは1回戦で敗れ、シングルスは途中でケガを負いながらも銅メダルを手にした。最後の団体は銀メダル。シングルス準決勝で敗れた世界ランク1位の孫穎莎と再戦する機会は訪れなかった。

 「(エースの)2番というより、4番で戦いたかった。今日の試合で(自分が)2番でいっていたら、勝ちにいっているオーダーじゃなかったと思う。今日のオーダーが、勝ちにいっているオーダーだったので。ダブルスに勝って、4番に回して孫穎莎選手と対戦するところまで競ることが、勝ちきるところにつながったと思う。でも、孫穎莎選手と次への約束も交わしたので。そこをしっかり実行できるように。自分の最後の壁を越えられるように頑張りたい」

 その約束とは…。報道陣に問いかけられると「それは秘密で。ロスに出たら、最後に教えます。覚えていたら」と笑った。4年後へ、新たな決意を胸に歩んでいく。

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