×

【日本代表】地元・熊谷でMVPのCTBライリーをエディーHC絶賛「世界一の13番になれる」

2024年09月07日 22:38

ラグビー

【日本代表】地元・熊谷でMVPのCTBライリーをエディーHC絶賛「世界一の13番になれる」
<日本・アメリカ>後半、トライを決めたライリー(左)に飛びついて喜ぶ李(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビー アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024   日本代表 41ー42 米国代表 ( 2024年9月7日    熊谷 )】 世界ランキング14位の日本は同19位の米国から5トライを挙げて41-24(前半24-10)で勝ち、1次リーグ2連勝でB組1位通過を決めた。準決勝ではA組2位のサモアと、15日に東京・秩父宮ラグビー場で対戦する。
 リーグワン埼玉のCTBディラン・ライリー(27)が地元・熊谷で躍動し、試合の最優秀選手に選出された。前半5分、李承信のキックパスに反応し、1メートル87の長身を生かしてキャッチ。裏へ抜けてCTBニコラス・マクカランのチーム初トライを生み出すと、後半5分には自陣の22メートル手前からカウンターで快走。スピードと巧みなコース取りで約75メートルを独走するトライを挙げた。

 試合後の会見で、エディー・ジョーンス・ヘッドコーチ(HC)はライリーについて「カナダ戦では13番(アウトサイドCTB)にもかかわらずキャリーが10回、パスが10回で、とても良い形で試合に貢献してくれた。13番としてはスピードはWTBのようで、ストレングスはCTBのようで、希有な能力に優れている」と絶賛。「キャリーやディフェンスで質の高いアクションを試合の中でどんどん増やしていくこと。ディフェンスの面でもリーダーシップを発揮できていると思っているが、もっとどういうふうに試合に絡んでいくかを考えながらプレーしてほしい」と課題を挙げながらも、「自分としては世界で一番の13番になれる可能性を持っていると思う」と絶賛した。

 ライリーは日本代表が前回熊谷でテストマッチを行った19年9月の南アフリカ戦を観戦していたと明かし、「自分にとって特別な場所。ここで桜のジャージーを着れてうれしかった。南ア戦も見に来たのでさらに特別な気持ちを味わうことができた」とコメント。エディーHCの「世界一の13番になれる」との評価に対しては、「大変光栄だが、自分としては1試合に集中したいというのがある。より一貫性ある試合を心掛けたい」と謙虚に話した。

おすすめテーマ

スポーツの2024年09月07日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム