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上原「言葉を分かろうとする脳が疲れた」

2009年02月16日 09:55

野球

上原「言葉を分かろうとする脳が疲れた」
チームメイトと談笑しながらリラックスしてキャンプインしたオリオールズ・上原
 午前11時45分、身体検査とミーティングを終えたオリオールズの選手たちが、ユニホーム姿でグラウンドに出てきた。背番号「19」の上原もいる。選手らと談笑するうちに、練習がスタート。硬さを感じさせない、上原のキャンプインだった。
 メニューはノックや投内連係など、守備の確認作業が多かった。選手は黙々と動き、移動中も小走り。2時間の練習を終えた上原は「常に動いていた。やってみて楽とは感じなかった」と、汗だくの顔で振り返った。
 日本より2週間遅いキャンプインは「すごい不自然」、初練習は「右も左も分からなかった」と戸惑いだらけ。しかし、練習中はチームに溶け込むため、通訳に頼らず選手と話すことに挑戦。「言葉を分かろうとする脳が疲れた」と笑ったが、同僚の気さくな対応に収穫も感じた様子だ。
 前向きに取り組む姿勢は、実績のある選手としての自覚からだろう。上原は「自分がやらなくちゃいけない立場だと思っている」。2日目は、首脳陣が注視する中、初のブルペンに入る。(共同)

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