原監督 イチローら大リーグ組と二言三言

2009年02月16日 19:47

野球

 【侍ジャパン合宿】世界一を目指す高揚感と、選手の早い仕上がりに対する満足感からだろう。日本代表の原監督は終始にこやかだった。「いよいよ始まったな、という感じ。いいスタートを切れたことに、監督として安堵している」と合宿初日を総括した。
 16日はスタジアムで野手組を中心に見守った。ベースランニングではマウンド付近から各選手の動きに目を光らせ、練習の合間にはイチローや岩村(レイズ)ら大リーグ組と言葉を交わした。目立った動きこそなかったが、「侍ジャパン」を一つにまとめようという意気込みがうかがえた。
 17日からはシート打撃など実戦的な練習が始まり、21、22日には急きょ巨人との練習試合も組まれた。指揮官が「大きな通過点。33人のあこがれの面々を、28人に編成して、世界に乗り込む」と表現する、選手の絞り込み作業がいよいよ本格化する。
 宮崎合宿は7日間。限られた期間だけに、いっときも無駄にはできない。原監督は「意義ある時間にして、決戦を待ちたい」と意気込んだ。

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