阪神・西純が「運命の」マウンドに立つ 17日の西武戦で開幕ローテの合否判断「打者を圧倒できるように」

2021年03月16日 05:30

野球

阪神・西純が「運命の」マウンドに立つ 17日の西武戦で開幕ローテの合否判断「打者を圧倒できるように」
キャッチボールを終えた阪神・西純(左)と西勇(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 最終試験で“合格”をつかみ取る。17日の西武戦(メットライフ)で登板が予定される阪神・西純は、自身初の開幕ローテーション入りへ闘志を燃やした。
 「とにかく打者を抑えたい。自分の持ち味を出して、低めに強いストレートを投げ込みたいと思う。その中で、打者を圧倒できるように頑張ります」

 何が何でも結果にこだわっていく。今春はここまで5試合に登板し、防御率5・06。前回9日の広島戦ではクロンに満塁本塁打を浴びたが、粘りも見せて5回4失点に踏みとどまった。矢野監督からも「レベルアップはしている。もうちょっと見てみたい。俺の中では評価している」と及第点をもらい、再びチャンスを手にした。

 「(開幕1軍を)目標にキャンプから過ごしてきましたし自分にとっても絶対にプラスになると思うので、1軍で迎えたい思いは強い」

 高卒2年目。1軍初登板へ、春季キャンプから直球の質と制球力の向上に努めてきた。次々とふるいにかけられる中、1軍の座にしがみついてきた。14日の巨人戦では同期入団の及川が4回無失点と好投。躍動する姿を見て「負けてられない気持ちが強くなった」と刺激を受けた。

 この日は甲子園での投手指名練習に参加。ブルペン投球やランニングなどで汗を流した。すでに5枠のローテーションは確定。残る1枠をドラフト2位・伊藤将やロングリリーフもできる馬場、助っ人のガンケルらと争う。佳境に突入したサバイバル戦。ライバルを圧倒する投球で、当確ランプをともしたい。(長谷川 凡記)

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