ソフトB・工藤監督、本番モード突入!16日DeNA戦から柳田、デスパ、グラシアル起用へ

2021年03月16日 05:30

野球

ソフトB・工藤監督、本番モード突入!16日DeNA戦から柳田、デスパ、グラシアル起用へ
記者の質問に考え込む工藤監督(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 ソフトバンクの工藤公康監督(57)が15日、本番モード突入を宣言した。両アキレス腱のコンディション不良で出遅れていた柳田悠岐外野手(32)やアルフレド・デスパイネ外野手(34)、ジュリスベル・グラシアル内野手(35)を16日のDeNA戦で起用すると明言。26日のロッテとの開幕戦(ペイペイドーム)へ向けて総仕上げに入る。
 オープン戦は残り5試合。工藤監督は選手起用、采配など、開幕へ向けた準備が最終段階に入ると語った。開幕ローテーション入りを決めている投手には100球以上を投げさせ、野手はベストメンバーを組んで勝ちに行く。

 「守りも含めて柳田君には出てもらう。デスパイネ、グラシアルは1、2打席かな。作戦や投手起用に関しては勝っている時は勝ちパターン。笠谷君、武田君には球数を投げてもらいます。攻撃の作戦では、犠打、エンドラン、バスターエンドランも入ってくる」

 役者がいよいよ戻ってくる。昨季のパ・リーグMVPの柳田が16日から1軍に合流。ここまで春季教育リーグ3試合に出場して安打こそ出ていないが、守備には就いている。指揮官は「彼は実績のある選手。たとえオープン戦で打てなくても、レギュラーであるのに変わりはない。関係なくシーズンに入ったら出てもらうということになる」と信頼し、既に1軍に合流しているデスパイネ、グラシアルのキューバ勢も起用すると明かした。

 懸念される材料も開幕までに払拭(ふっしょく)する。左の中継ぎエース・モイネロがまだブルペンでの投球練習ができていない状況。工藤監督は先発転向を目指していた杉山を中継ぎで待機させて補う方針だ。右肘違和感から14日のロッテ戦で実戦復帰した岩崎の連投テストも行う。工藤監督は「彼がいるのは大事な7回。最低限2連投まではしてもらわないと」と話した。

 攻守で万全の態勢を敷いて、パ・リーグ連覇、5年連続日本一への総仕上げを行う。

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