レッドソックス・沢村 2度目登板でまた押し出し四球、2三振奪うも1失点「現状認めながらやらなければ」

2021年03月16日 05:31

野球

レッドソックス・沢村 2度目登板でまた押し出し四球、2三振奪うも1失点「現状認めながらやらなければ」
<レイズ・レッドソックス>2番手としてオープン戦2度目のマウンドに上がった沢村(AP) Photo By AP
 【オープン戦   レッドソックス―レイズ ( 2021年3月15日    ポートシャーロット )】 レッドソックスの沢村拓一投手(32)が15日(日本時間16日)、フロリダ州ポートシャーロットでのレイズ戦でオープン戦2度目の救援登板。打者6人に対し、1安打1失点3四球2三振だった。
 先頭のキーアマイヤーに二塁打を許した後、ズニーノ、アダメズに連続四球を与え、無死満塁のピンチを招く。その後、アロザレーナ、ローは空振り三振に抑え、危機を脱したかと思われた。しかし、続くディアスに対し、フルカウントから投げたインサイドの際どい変化球がボールと判定され、押し出し四球となったところで降板した。

 沢村はオープン戦初登板となった12日(同13日)のレイズ戦に続き、オープン戦では2試合連続での押し出し四球での失点。防御率は13・50となっている。

 投球練習後の一問一答は以下の通り。

 ――制球面で感触は。
 「前回も3四球、今回も3四球ですけど、前回よりは荒れてなかったなというのはあります。ちょっとしたタイミング。今までの日本の感じで投げているとタイミングが合わないので、そこらへんをどう課題にして自分で克服していくか。しっかり現状を認めながら、やっていかなければいけないと思います」

 ――日本と比べてボールが滑りやすいというのと、ストライクゾーンの違いが適応の中では鍵になるのか。
 「そうですね。それなりに甘く入ったら外野まで持っていかれるというのはもちろんですけど、そういうところにもやっぱり適応していかなくちゃいけないなとは思います。ただ、環境とか、状況とかはただの理由であって、僕自身が受け止めなくちゃいけないというのは今日の結果。今日の結果を踏まえた上で、自分が明日から何をしなければいけないかというのは考えながら練習に取り組んで、次にもっともっとよくなるパフォーマンスを見せられるようにしたいです。良いボールと悪いボールがはっきりしているので」

 ――今後の適応は。
 「どんどんマウンド(に立つ)だったり、バッターに対して投げなくちゃいけないし、ブルペンでもバッターを立たせてより試合に近い形で投げていかないと克服できないと思う。キャンプの試合(オープン戦)というのは限られているわけだから、その中でももっとより良いピッチングをみせていかなければいけない」

 ――ここに来た時点で苦しむことも予想していたか。
 「前回も前回なので、前回よりはいい形にしたかったですけど、ただもう上がっていくだけ。今下にいるなら、上を見てやっていくしかないし、その中で自分の形っていうのを確立していけるようにしたい」

 ――マウンド、ボール、審判にも苦しんでいるようにも見えたが。
 「審判に苦しむことはなかった。自分のボール、自分の感覚というのが自分が思っているよりもずれる。極端な話、自分が今までやってきたことを、断捨離じゃないけど、いいものはいいで残していって、悪いものは悪いで変えていかないとここでは難しいと改めて感じています」

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