菊池雄星 2回を投げ、14の空振りで5奪三振の好投 ピッチクロックは「考え過ぎずに済む」

2023年02月26日 09:10

野球

菊池雄星 2回を投げ、14の空振りで5奪三振の好投 ピッチクロックは「考え過ぎずに済む」
ブルージェイズ・菊池雄星(AP) Photo By AP
 ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が25日(日本時間26日)のパイレーツ戦に先発、2回を投げ、被安打1、5奪三振の好投を見せた。球数は33球でストライクが20球。直球の最速は94・5マイル(約152キロ)だった。
 初回2死、ベテランのカルロス・サンタナにチェンジアップを投前内野安打とされたが、4番アンドルー・マカチェンをチェンジアップで空振り三振。2回はオースティン・ヘッジズをスライダー、ミゲル・アンドゥハーをチェンジアップ、ジャック・スウィンスキーをスライダーで3者三振に打ち取った。

 菊池は登板後「全ての試合が戦い。(チームの)期待に応えないといけない。そこに一番焦点を絞っている」と地元記者に語っている。大リーグ公式サイトは33球のうち、打者が19度バットを振ってきたが、そのうち14度が空振りで、特に新球のカーブが良かったと評価する。加えてピッチクロックとも相性が良いと指摘した。

 試合前、ジョン・シュナイダー監督は「ピッチタイマーのリズムで投げることで、無駄な時間を省けるし、菊池にとっては良い」と予想していたが、菊池も登板後「時間が限られているので、テンポの面で助けになっている。メカニックのことなど考え過ぎずに済む。全てをシンプルにして、やりやすくやれている」と認めた。監督は「全て良かった。彼は良い位置にいる」と笑顔で、ローテーションの5番手争いで優位に立っていることを示唆した。チームメートのウラジーミル・ゲレロも「菊池はマウンドに立つ度に100%のプレーを見せてくれる。このキャンプではもっと良くなっていた、今日みなさんが見た通り」と話していた。試合はブルージェイズが9-7で勝った。

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