侍・村上宗隆 壮行試合2戦4打数無安打も「凄く満足」収穫実感「結果が求められるのは3月9日から」

2023年02月26日 19:10

野球

侍・村上宗隆 壮行試合2戦4打数無安打も「凄く満足」収穫実感「結果が求められるのは3月9日から」
<ソ・侍>初回2死一塁、村上は一ゴロに倒れる(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【侍ジャパン壮行試合   日本代表4―2ソフトバンク ( 2023年2月26日    サンマリン宮崎 )】 村上宗隆内野手(22)が「4番・三塁」で先発出場。3打数ノーヒットに終わった。これで前日の試合を含めて4打数無安打3四球となったが「結果にとらわれずに」3月9日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)初戦(中国戦)に向けて仕上げていくことを力強く語った。
 一ゴロ、一飛、四球、中飛。結果だけを見れば快音が聞かれなかったが、7回の中飛はスタンドまであと少し。実戦の中で確かな感覚を取り戻しつつある。

 試合後には「ヒットは出なかったですけど、ボールを選べたり、まず試合に出てピッチャーと対戦できて凄く満足しています」とはっきりした口調で壮行試合2戦を振り返った。7回の飛球についても「もう一つ体の切れだったりとかっていうところを上げていけば、あれもホームランになるというふうなスイングだったので、そこをもうちょっとしっかり仕上げていけるようにやっていければな、と思います」と手応えを口にした。

 大きな注目を浴びた宮崎での2試合。久々に声出しによる応援を体に受け「気持ちいいですし、凄く背中を押される気持ちになります」と笑顔がこぼれた。

 侍合宿が始まって1週間。「いい練習ができました。とにかく3月9日に合わせて、そこからいい状態を維持することが大切なので。相手ピッチャーと対峙(たいじ)して、しっかり自分の感覚だとか、いろんなところを感じながら。結果にとらわれずに。結果が求められるのは3月9日からなんで」

 本番に照準をきっちりと定め「侍の若き4番」は焦らず自分の感覚を研ぎ澄ましていく。

おすすめテーマ

2023年02月26日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム