13失点で大敗の韓国監督「私に非がある」継投ミス悔やみ「韓国選手の力はこれで終わりではない」

2023年03月10日 23:30

野球

13失点で大敗の韓国監督「私に非がある」継投ミス悔やみ「韓国選手の力はこれで終わりではない」
WBC1次R<日本・韓国>9回、静まりかえる韓国ベンチ(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【WBC1次ラウンドB組   日本13―4韓国 ( 2023年3月10日    東京D )】 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組が10日、東京ドームで行われ、韓国は2桁13失点で日本に大敗。2連敗で1次ラウンド突破へ崖っぷちに立たされた。
 3回にヤン・ウィジの2ラン、イ・ジョンフの適時打で3点を先制。ところが、その裏に先発のキム・グァンヒョンが制球を乱し、後を継いだウォン・テインも打たれ、4点を失って逆転を許した。6回は継投した救援陣が次々と打ち込まれ、一挙5失点するなど、10投手を投入も流れを止めることはできず、大差で敗れた。

 イ・ガンチョル監督は試合後、「全体的に非常に苦しい展開でした。序盤は勝機をつかんだが、投手を代えるタイミングが遅かったと思う。私に非があると考えています」と敗戦の責任を背負った。

 勝敗を分けたポイントとして「3回」を挙げ「野球というのは得点をしてその後、失点をしなければいい結果になるが、3回に勝機を失ってしまった」と肩を落とした。

 4-13と大差が付く結果となり、指揮官は「日本が非常に良くやったということは認めます」としながらも「しかしながら韓国選手の力はこれで終わりではない。もっと成長すれば十分良い試合ができると思います」と語気を強めた。

 2連敗となり、3大会連続での1次ラウンド敗退の危機に陥った中、チェコ、中国戦に向けて「今まで投げた投手の中でいいボール、力を持っていた投手を最大限活用したい。まだ大会が終わったわけでない。残り2試合、全力を尽くしたい」と必死に前を向いた。
 

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