ソフトBまさか!有原6失点&ガンケル4失点、ローテ候補新戦力2人が炎上大敗 藤本監督「闘争心出して」

2023年03月10日 05:00

野球

ソフトBまさか!有原6失点&ガンケル4失点、ローテ候補新戦力2人が炎上大敗 藤本監督「闘争心出して」
<ソ・ヤ>厳しい表情の有原(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ソフトバンク4ー10ヤクルト ( 2023年3月9日    ペイペイD )】 ソフトバンクは9日、ヤクルトとオープン戦を行い、先発要員の新戦力右腕2人が不安を露呈した。先発した有原航平投手(30)は3回9安打で6失点と炎上。2番手のジョー・ガンケル投手(31)も2回6安打4失点と打ち込まれた。一方、打線では途中出場の育成2年目、川村友斗外野手(23)が9回に豪快な一発。オープン戦打率を・571とし、支配下へ猛アピールを続けている。
 最後まで打ち込まれて投げ終えた。0―5の3回2死二塁。有原は赤羽に2打席連続適時打となる左前打を浴びた。3イニングで16人に56球を要し9安打6失点。表情は変えなかったが、うなだれた。

 「本当にダメな投球。ぽんぽん打たれる悪いパターン。この時は負け試合。なくしていかないといけない」

 直球の最速は150キロ。出力に手応えはあったが2回1死から2連打で2失点、3回1死から4連打含む5安打で4失点。「体の開きが早かったし変化球を嫌がっていなかった。制球を再調整していきたいと思います」と猛省した。

 2番手、ガンケルもさえない。昨季まで阪神の新助っ人は2回6安打4失点。4回先頭の武岡に三塁打など8球で失点。四球も絡んでいきなり3失点。5回先頭では有原が変化球を2連打された赤羽に、スプリットを左翼席にソロ被弾。警戒も工夫も感じられなかった。「自分の持ち味は低めに投げてゴロを打たせる投球。球が浮いてしまうと思い通りにはいかない」と反省した。開幕ローテーション候補の新加入2人が、オープン戦初登板で打ち込まれた。藤本監督は次回の登板チャンスを約束したが、厳しさも加えた。

 「うーん(有原は)球が高い、甘いんかな。先発陣も競争なんでね。ガンケルも含めて闘争心を出した投球をしてほしい。(先発)候補は8、9人いるし次回、いい投球をしてくれなかったら(評価は)下がってくるかなあ」。試合前に変則日程の4月を両右腕を含む8投手で回す構想を示したばかり。指揮官は2人への不安をかき消すように、雪辱に期待していた。(井上 満夫)

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