【第95回センバツ】矛・盾対決!仙台育英最強投手陣は強打の慶応と激突 カギは「ゲームをつくれるマン」

2023年03月10日 10:17

野球

【第95回センバツ】矛・盾対決!仙台育英最強投手陣は強打の慶応と激突 カギは「ゲームをつくれるマン」
<第95回センバツ組み合わせ抽選会>対戦が決まり、ガッツポーズする仙台育英・山田脩也主将(左)と慶応・大村昊澄(そらと)主将(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 第95回選抜高校野球大会(18日から14日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が10日午前9時から4年ぶりに対面で行われ、1回戦の対戦カードが決まった。
 コロナ下で3度目の開催となる今センバツだが、開会式(18日)の参加対象が一部から4年ぶりに出場校全選手となるなど、コロナ以前の姿を取り戻しつつある。開会式は過去2大会、第1日に試合があるチームのみが参加していたが、今年は全選手による一斉行進も実施される。

 昨夏の甲子園で東北勢初の日本一を果たした仙台育英(宮城)は初戦で、強打戦を誇る慶応(神奈川)と激突する。

 日本一を成し遂げた最強投手陣はさらにレベルアップ。右腕・高橋、右腕・湯田、左腕・仁田は常時140キロ超の直球と鋭い変化球を備えるエース級の3人。そしてこの春、もう1人エース級の投手がメンバーに加わることになりそうだ。それが最速143キロ左腕・田中。制球力に優れ、多彩な変化球を自在に操る成長株だ。

 その安定感に須江監督も「ゲームをつくれるマン」と評価。さらに「田中は自己理解ができるようになりました(最速147キロ左腕の)仁田のように球威や球質がほしいと思ったこともあったんでしょうけど、まず自分が何をするべきか、考えてくれた。ゲームをつくるコントロールや投球術に向き合ってくれた。今は自分の力を発揮するためにはどんな組み立て方をすればいいか、理解することができています」と成長の要因を語った。

連覇を目指す戦い。データの少ない田中は初戦での「奇襲」にもってこいの存在。先発登板の可能性もある。

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