阪神・佐藤輝絶好調! 今季最長8戦連続安打 新人から苦手8月も今季は“別人”打率3割超え

2023年08月28日 05:15

野球

阪神・佐藤輝絶好調! 今季最長8戦連続安打 新人から苦手8月も今季は“別人”打率3割超え
<巨・神>2回、先制打を放つ佐藤輝(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神2―4巨人 ( 2023年8月27日    東京D )】 チームが4安打に終わった敗戦の中で、阪神・佐藤輝の一打が光った。2回無死一、二塁で左前へ先制適時打を放った。大山、ノイジーに連続四球を与えた先発・メンデスの動揺を逃さず、初球からスイング。空振りの後の2球目、力で抑えにきた左腕の152キロ直球に振り負けなかった。
 「ストライクを取りに来た球を積極的にスイングする意識で打席に立った。ちょうどいい、(走者が)還ってこられる当たりだった」

 やや詰まらされたことが奏功し、打った瞬間“落ちる”と判断した二塁走者・大山を一気に本塁へと迎え入れた。試合後、状態が上がっているか、との報道陣の問いには「そうだと思います」とうなずいた。

 快音が止まらない。18日のDeNA戦で先発復帰してから、スコアボードに「H」ランプをともし続けている。今季の自己最長を更新する8試合連続安打とし、この間は計30打数12安打で打率・400。新人だった21年は月間打率・222、昨季は同・228と苦しんだ8月も、今季は同・305だ。見違えるほどに数字が好転している。

「そろそろ打たないとな、っていう感じなんで」。シーズン打率は・239にとどまっており、危機感が佐藤輝を突き動かす。9月の“アレ戦線”で置いてけぼりを食らわぬよう、今はとにかく結果を残し続けるしかない。

 「変わらずチーム全員で戦っていきたい」

 29日からは、黄色く染まった聖地で、佐藤輝が再進撃をけん引する。(八木 勇磨)

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