エ軍指揮官が語る 大谷が打率3割を突破した理由 シフト禁止の恩恵と状況理解

2023年09月28日 10:59

野球

エ軍指揮官が語る 大谷が打率3割を突破した理由 シフト禁止の恩恵と状況理解
試合前に囲み取材に応じるフィル・ネビン監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 エンゼルスのフィル・ネビン監督が27日(日本時間28日)、本拠地レンジャーズ戦前に囲み取材に応じた。右脇腹痛と右肘手術で今季残り試合の欠場が決まっている大谷が日米通じて初めて打率3割(・304、497打数151安打)を超えたことについて言及した。
 今季から内野手は二塁の両側に2人ずつ配置し、塁間に3人を置いたり、外野を4人で守ったりすることが認められない新ルールが大谷の打率アップの要因になったという見方があるが「メジャー全体で多くの左打者に恩恵があったと思う」と同調した。

 一方、大谷の状況に応じたアプローチの変化にも着目。「シフトがあろうがなかろうが、外野に野手を置くことはできない。彼は打席で様々な状況を理解することができる。なりたい自分になるために献身的に取り組み、その才能を最大限に発揮している」と解説した。

 日本選手の打率3割突破はイチローが・315を記録した10年以来、13年ぶり。イチローは01年から10年連続で達成し、その他には松井秀喜が05年に・305を記録している。指揮官は「彼は才能を余すところなく発揮している。グラウンドだけでなく、人生でやることすべてにおいて最もハードワーカーな男。自分の体を大事にしている。彼は誰よりも投手を研究している。彼は私が見てきた中で誰よりも自分の才能を最大限に生かしている」と称えた。

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