巨人・松田の「熱男」への思い「5メートルくらい飛距離が変わった」後継者に指名したのは…

2023年09月28日 19:35

野球

巨人・松田の「熱男」への思い「5メートルくらい飛距離が変わった」後継者に指名したのは…
引退会見で熱男ポーズを決める松田(撮影・西尾大助) Photo By スポニチ
 巨人の松田宣浩内野手(40)が28日、都内のホテルで会見を開き、今季限りでの引退を発表。自身の愛称「熱男」について“熱い思い”を語った。
 松田は愛称の「熱男」について「ジャイアンツに来ても、東京ドームでもジャイアンツ球場でも、ファンの方がたくさん声援をくださいました。“松田選手”と言うよりも“熱男”という呼び名で呼んでいただいたのでうれしく思います」と語った。

 続けて「2015年のソフトバンク時代に工藤監督が“熱男”を(チームの)スローガンに選んでいただき、当時、選手会長ということもあって“熱男”というのをファンの皆さんに広めていきたい、ただそれだけで、ホームランを打った後に“熱男”と叫んでいました。“熱男”のパワーはとてつもなくて、5メートルくらい飛距離が変わってホームランの数も伸びた。“熱男”という言葉との出会いはプロ野球人生の中で大きかった」と振り返った。

 18年間の野球人生を問われると「100熱男」と即答。今後については「プロ野球界、ジャイアンツに恩返しできる人間になっていきたいと思いますし、野球界の松岡修造さんみたいな熱い人間になることを目標として次のステップに入っていけたらと思います」と、ここでも熱い答えが返ってきた。“熱男”の後継者については2軍生活を共にした巨人のドラフト1位・浅野翔吾の名前を挙げた。

 会見の最後の花束贈呈では巨人の坂本勇人が登場。そしてソフトバンク時代のチームメート内川聖一氏も姿を見せ、3人で“熱男”ポーズを決めた。

 ◇松田 宣浩(まつだ・のぶひろ)1983年(昭58)5月17日生まれ、滋賀県出身の40歳。中京(岐阜)から亜大を経て、05年大学・社会人ドラフト希望枠でソフトバンク入団。11、13~19年にゴールデングラブ賞、18年にベストナインを受賞。通算301本塁打は西武・中村、巨人・中田翔に次ぎ現役3位。昨オフに巨人移籍。今季は11試合に出場して打率・071。13、17年WBCと15、19年プレミア12の日本代表。愛称はマッチ。1メートル80、86キロ。右投げ右打ち。

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