巨人・原監督 引退の松田に「ジャイアンツのユニホームを着てプレーできたのは彼にとっても良かった」

2023年09月28日 15:43

野球

巨人・原監督 引退の松田に「ジャイアンツのユニホームを着てプレーできたのは彼にとっても良かった」
昨年の巨人入団会見で原監督(左)と熱男ポーズを取る松田 Photo By スポニチ
 巨人の原辰徳監督(65)が28日、今季限りでの現役引退が発表された松田宣浩内野手(40)への思いを語った。
 原監督は「何日か前に、(横浜)スタジアムの試合の後かな。一番最初にお伝えしたいと、電話が来ました。報告は受けました。言われて、じゃあわかったと。いろいろ彼も伝えてくれるところもありました。ご苦労さんと、素晴らしい野球人生だったと思う。胸を張ってね、最後、ジャイアンツのユニホームを着てプレーできたのは彼にとっても良かったと思うし、ジャイアンツにとっても良かったと思うしね。あとは、これから先、勉強していこうねと。どういう形になるか、我々のスケジュールのね、松田選手一番にありきではないけれども、何か協力できることがあるならばね、野球界の大功労者としてね、協力したいと思っています」と18年のプロ生活をねぎらった。

 さらに「最後のある意味、昭和の野球選手っていう感じじゃないのかな。それはね、思いますね。後でいろいろ聞いたりすると、すごくジャイアンツファンだったらしいね。でも、それを微塵のかけらも見せないのはやっぱり、プロだなあと。最後ジャイアンツでということを強く思ってくれたのはありがたかったなと。まあ、本人ももう少しジャイアンツでいい成績を残せるというものに関しては、少々のジレンマはあったと思いますね。でも、見事な18年だったと思います」と松田の思いも汲み取りながら称えた。

 ◇松田 宣浩(まつだ・のぶひろ)1983年(昭58)5月17日生まれ、滋賀県出身の40歳。中京(岐阜)から亜大を経て、05年大学・社会人ドラフト希望枠でソフトバンク入団。11、13~19年にゴールデングラブ賞、18年にベストナインを受賞。通算301本塁打は西武・中村、巨人・中田翔に次ぎ現役3位。昨オフに巨人移籍。今季は11試合に出場して打率.071。13、17年WBCと15、19年プレミア12の日本代表。愛称はマッチ。1メートル80、86キロ。右投げ右打ち。

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