台湾プロ野球24年から参入「台鋼ホークス」11・29台湾でトライアウト実施　元西武・横田コーチも在籍

2023年10月05日 15:00

野球

　24年シーズンから台湾プロ野球の1軍公式戦に参入する「台鋼ホークス」は、11月29日に台湾の高雄市国慶棒球場に於いて新入団選手のトライアウトを実施すると5日、発表した。

　台鋼ホークスは22年4月にCPBL新規加盟審査を通過し、台湾で6番目のプロ野球チームとして活動を開始。24年シーズンから1軍公式戦に参入が決まっている。すでに台湾南部の高雄市をフランチャイズとし、澄清湖野球場をメインスタジアムに、地域に愛される球団を目指して活動している。

　初代監督は台湾シリーズを7回優勝に導いた名将・洪一中（（ホン・イージョン）監督が就任。通算勝利数991勝は台湾プロ野球史上最多記録を更新中だ。また、チームには元西武の横田久則投手コーチと元阪神の福永春吾投手コーチ補佐が在籍し、日本人トレナーや日本語を話せる通訳を各所に配置する等の環境を整えている。

　今回のトライアウトでは、1次検査として書類審査を行い、合格者に対しては台湾での2次審査（実技テスト）を実施する。詳細は球団公式ホームページまで。

　▼劉東洋GM「TSGホークスは、2024年シーズンからは本格的に1軍公式戦に参入します。台湾プロ野球が2008年以来の6球団体制となります。来年TSGホークスは「新球団加盟ルール」により外国人選手の枠は多く運用できます。そこで台湾プロ野球の新球団で夢を追いかけたい選手はぜひ挑戦して来て下さい！お待ちしております」

　▼横田投手コーチ「私たちは台湾プロ野球6球団目として、新規参入したフレッシュなチームです。来年2024年よりいよいよ1軍での戦いが始まります。もちろん、初年度から初優勝を目指して挑戦します。挑戦者の一員として、自分の夢を叶える為に共に戦える選手を求めています。勇気ある選手の参加をお待ちしております」

【日程・場所】
23年11月29日
実施会場:高雄市国慶棒球場
【テスト内容】
午前―個人体力検査（フィジカル測定含む）
午後―実技テスト
【費用】
飛行機:参加者負担
台湾滞在:主催者負担（台湾到着後の2泊分、空港出迎え送迎、通訳）