阪神 「若林忠志賞」に近本を選定 選出理由に「プロ野球選手の模範として、良き手本」

2023年11月25日 05:15

野球

阪神 「若林忠志賞」に近本を選定 選出理由に「プロ野球選手の模範として、良き手本」
阪神・近本 Photo By スポニチ
 阪神は24日、本年度の第12回若林忠志賞に近本光司外野手(29)を選んだと発表した。
 社会貢献活動やファンサービスに取り組む選手を表彰する制度。
 近本は故郷・淡路市の人びとを甲子園球場に招待する「近本シート」を実施。プロ2年目の2020年から外野年間予約席を購入し、年間240人を招くなどの活動が認められた。他にも淡路島や自主トレ先の沖永良部島の子供たちを対象とした野球教室を定期的に開催するなど、離島を中心とした活動を行っている。

 球団は選出理由として「近本選手の姿勢はプロ野球選手の模範として、良き手本となり、今後のより積極的かつ継続的な活動を期待したい」としている。

 表彰式は27日、球団納会で行われ、表彰状と記念盾、賞金100万円、活動資金100万円が贈られる。

 同賞は球団草創期からの投手、監督で慈善活動のパイオニアだった若林忠志氏の功績を称え命名され、2011年に創設された。

 ▽若林忠志賞 阪神が社会貢献・慈善活動やファンサービスに継続的に取り組み、優れた見識を持つ自チームの選手を表彰する制度。2011年7月創設。球団創設時から活躍し、グラウンド外の活動でプロ野球選手の模範となった元投手・監督、若林忠志氏(1908~65年)の功績を称え命名した。毎年オフ、選手1人を表彰、記念の盾と賞金100万円、活動資金100万円を贈る。

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