ヤンキースが大谷を獲得すべき理由 ルース並みの本塁打量産、コールとのワンツーパンチ、棚ぼた式の利益

2023年11月25日 11:02

野球

ヤンキースが大谷を獲得すべき理由 ルース並みの本塁打量産、コールとのワンツーパンチ、棚ぼた式の利益
大谷翔平(AP) Photo By AP
 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のヤンキース担当記者が、現在、FA市場で同球団が狙う大物選手について獲得すべき理由と、すべきではない理由を両方示している。
 大谷翔平投手(29)については球界の看板選手であること。打撃ではヤンキースタジアムは右翼側のフィールドが狭いため、引っ張ればホームランをたくさん叩き込める。ベーブ・ルースは同球場で259本塁打を記録した。

 投げても25年に復帰、ゲリット・コールと野球史上、これまでにないレベルの強力なローテーションのワンツーパンチを組める。総額5億ドルの契約は高いと言われているが、大谷関連で積極的にマーケティングに取り組み、キャラクター商品を売り出せば、支出の3倍の儲けも可能だ。棚ぼた式に利益を得られる。

 一方で、マイナス面はこれまで大谷がヤンキースでプレーしたいという気配を一度も見せてこなかったこと。17年のオフ、日本から移籍してきたときは、ヤンキースの関係者に直接会う機会すら与えなかった。

 そして細かいことにこだわるなら、ヤンキースに来るならフルタイムのDHになるから、ジアンカルロ・スタントンの時代にピリオドを打たねばならない。

 スタントンにノートレード条項を破棄してもらわなければならず、残りの9800万ドルのサラリーを基本的にはすべて引き受けなければならない。

 しかし記者はこれはそんなに大きな問題ではないとする。

 さらに小さな警告を加えれば、大谷が既に2度も肘の手術を受けているということだ。

 山本由伸投手(25)については獲得すべき理由は、FA市場の最高の先発投手で、ヤンキースが先発投手が必要だから。しかも25歳と若く、今後長期に渡って、彼を軸にしたローテーションを組むことができる。

 獲得すべきでない理由は激しい争奪戦になっており、獲得資金は総額で優に2億ドルを超えること。そして身体が歴代のメジャーのエース投手に比べると大きくないこと、メジャーでは中4日のスケジュールにアジャストしなければならないことを挙げている。

おすすめテーマ

2023年11月25日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム