阪神・森下 佐藤輝とコラボパフォ予告「グッズとかできたら」 共演&定着へ「来年は20本目指したい」

2023年11月25日 05:15

野球

阪神・森下 佐藤輝とコラボパフォ予告「グッズとかできたら」 共演&定着へ「来年は20本目指したい」
阪神・森下 Photo By スポニチ
 阪神・森下翔太外野手(23)が来季、兄貴分の佐藤輝明内野手(24)とのコラボパフォーマンス披露すると予告した。24日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で、侍ジャパンの一員として優勝に貢献したアジアプロ野球チャンピオンシップ終了後、初めて練習。今季10本塁打から倍増となる20本塁打をノルマに設定した上で、中大先輩のDeNA・牧秀悟内野手(25)の「デスターシャ」を超えるファンへの浸透を狙う。
 森下が大胆予告だ。2年目を迎える来季、プレーとともに、本塁打パフォーマンスも進化させる。佐藤輝とのコラボで甲子園を沸かせる考えを明かした。

 「覚えやすくて簡単なパフォーマンスを考えたい。テル(佐藤輝)さんと何かできたらなと思っている」

 ドラフト1位ルーキーの今季は、対戦アクションゲームのキャラクター「ガオガエン」の必殺技から取ったラリアットポーズを披露。来季は佐藤輝とそろってアイブラックを施して臨んだ9月3日のヤクルト戦でアベック弾を放った「アイブラック兄弟」が、ファンに定着する決めポーズも考える。

 「パフォーマンスを覚えてもらって、それがはやって、グッズとかできたら、うれしいですね」

 「ドラ1」の先輩の佐藤輝とは食事をともにし、プロの生活のアドバイスをもらう間柄。慕う先輩と共演するにあたり、今季の本塁打数はまだ物足りない。「自分がもっと打たないといけない。10本じゃ足りないので。来年は20本を目指したい」と本塁打倍増へ鼻息を荒くした。大卒入団2年目で20本を達成したのは、球団では過去に田淵幸一(現本紙評論家)、岡田彰布(現監督)、佐藤輝の3人だけ。スラッガーの系譜に続く。

 アーチを量産するために、鳴尾浜の室内練習場では投手陣に交じってリスト強化に着手する貪欲な姿勢も見せた。同時に、今オフは体重増にも励む。

 「トレーニングも強度を上げていかないといけない。重量を増やして、体全体のサイズアップができれば。三拍子そろった選手に近づけるように」

 パフォーマンスにも大きな目標がある。侍ジャパンで牧の「デスターシャ」で東京ドーム全体が盛り上がる姿を目の当たりにした。「やっぱり牧さんの応援は凄かった」。実は、佐藤輝とはまだ打ち合わせ前で、「まだ何も言っていない。気分屋なので。テルさん」と笑った。いいアイデアで佐藤輝を説き伏せ、かつ20発をクリアする。全て達成した先に、「デスターシャ」以上の人気パフォーマンスが誕生するはずだ。(松本 航亮)

<各球団の有名本塁打パフォ>
☆寿司ポーズ 15年に来日した日本ハム・レアードが本塁打を放ち、三塁を回る際に好物の寿司を握るポーズ。19年にロッテへ移籍後はベンチ前で魚を釣って、さばいて、すしを握って、三木亮に食べさせるスタイルに発展。

 ☆熱男 元々はソフトバンクが15、16年に採用したチームスローガン。松田が本塁打を放った際にベンチ前で「熱男~!」と絶叫する姿は代名詞に。

 ☆ラパンパラ 阪神・マルテが本塁打後に弓を引くようなポーズ。最初は1人でやっていたが、ベンチの選手も加わるようになり、21年3月に「ラパンパラ」と命名。

 ☆デスターシャ 人気兄弟ユーチューバー「サワヤン」の決めポーズをDeNA・牧が採用。22年9月16日にはサワヤンが始球式に登場し、佐野、桑原も加わり5人で記念撮影した。

 ○…約65万人が詰めかけた優勝記念パレードから一夜明けても、興奮は冷めなかった。「アイドルになった気分でした。昨日はアイドルになっていました。まじで。本当に楽しかった」。午前中に神戸で行われたパレードのゴール地点では、虎党の声に応えて手を大きく広げ「バモス!」と叫んだ。「西(勇)さんに行けよと言われて。めっちゃやったので、喉がかれました」と目を輝かせていた。

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