楽天・村林 1700万円増の2700万円 来季活躍しての背番号「6」を希望 憧れ“あの人”の番号

2023年11月25日 11:23

野球

楽天・村林 1700万円増の2700万円 来季活躍しての背番号「6」を希望 憧れ“あの人”の番号
契約更改を終え質問に答える村林一樹(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 憧れの背番号「6」を――。
 楽天の村林一輝内野手(26)が25日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1700万円増の年俸2700万円でサインした。

 8年目の今季はシーズン後半に遊撃の定位置を手にし、98試合で打率・256、2本塁打、32打点。堅実な遊撃守備も光った。

 来季の目標を「全部(スタメンで)出たい。“ショートは村林”と思ってもらえるように」と全試合スタメン出場を目標に掲げ、「課題は全部。走攻守で全てレベルアップできたら」と誓った。

 その先の目標もある。村林は現在の背番号「66」から「6」への変更を球団に希望した。このオフはかなわなかったが「“来シーズン頑張ったら”とお願いした。球団は“検討します”と。キープです」。前日の新人選手発表でも各選手の新たな背番号をチェックし、背番号6を付ける選手がいなかったことに「セーフだ」と思ったという。

 それほど「6番」が欲しい理由がある。憧れの存在で、今季限りで現役を引退したDeNA・藤田一也育成コーチが楽天時代に付けていた番号だからだ。

 村林は入団1年目の17年から21年までの5年間、藤田コーチと一緒にプレーした。同じポジション。誰からも愛される明るく、誠実な人柄に村林も惹かれ「一也さんの存在が大きい。間近で見て尊敬しているし、とにかくカッコイイ男。追いつきたいし、追い越したいです」と熱っぽく語った。

 さらに背番号6は、例年自主トレで世話になっているソフトバンク・今宮の背番号でもある。村林は2人の憧れの先輩の背中を追う。

 来季は遊撃のレギュラーでフル出場。そして背番号6をゲット。それが村林の野望だ。(金額は推定)

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