阪神・秋山が50%減でサイン 来季へ背水の覚悟「負けたまま終わらない」

2023年11月25日 05:15

野球

阪神・秋山が50%減でサイン 来季へ背水の覚悟「負けたまま終わらない」
阪神・秋山(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 阪神・秋山が兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、野球協約の減額制限(1億円以下は25%)を超える50%減の年俸4400万円でサイン(金額は推定)。忸怩(じくじ)たる思いとともに、15年目の来季へ背水の覚悟を示した。
 「一番しんどい一年だった。試合を見るのもつらかった。他球団であれば、僕も来年なかったかもしれない。負けたまま終わらないように…と思ってサインした」

 故障で出遅れた伊藤将に代わって開幕2戦目のDeNA戦に先発起用されたが、結果的に今季2登板で0勝1敗、防御率7・45。8年ぶりの未勝利に終わり「14年いて初めてチームがリーグ優勝、日本一。その中にいれないのは本当につらかった」と話した。前日の優勝パレードでは沿道側にいたという。

 「たまたま午後から近くで散髪の予定があって。パレード自体は見ていないですけど、ファンの方に紛れて歩いてて、何しているんやろうな…と」

 来季こそ歓喜の輪に加わるべく、練習に励む日々。「体は動いてきているし、走れるようになってきている。鍛える体をつくって、キャンプに入っていきたい」。20、21年と2年連続で2桁勝利を達成した右腕。このまま終わるつもりはない。(阪井 日向)

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