上沢にレイズが「獲得に興味」地元紙報じる 5年連続POの強豪 来季Wエース不在で先発補強急務

2023年12月19日 02:30

野球

上沢にレイズが「獲得に興味」地元紙報じる 5年連続POの強豪 来季Wエース不在で先発補強急務
日本ハム・上沢 Photo By スポニチ
 日本ハムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す上沢直之投手(29)に、レイズが「獲得に興味を持っている」と17日(日本時間18日)、地元紙「タンパベイ・タイムズ」が報じた。
 レイズは今季11勝のエース左腕マクラナハンが左肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)で来季は全休。今季10勝の右腕グラスノーもドジャースにトレードで放出した。若手右腕ペピオを獲得したが、依然として先発陣の補強が急務となっている。

 日本ハムで通算70勝の上沢は今季自己最多170イニングを投げ、9勝ながら防御率2・96と安定した成績を残した。米国では、奪三振率(19・67%)や直球の球速不足(今季平均90・8マイル=約146キロ)を懸念する声もあるが、移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、レイズが投手の育成に定評があることに触れ「NPBからMLBに移行する投手にとって、堅実な着地点となる可能性がある」と解説し、フィットする可能性を指摘した。

 10月末の会見で「僕を必要としてくれるチームに貢献したい」と語った上沢は今月2日に渡米。現在はカリフォルニア州南部でトレーニングを積みながら、マイク・シール代理人からの吉報を待っている。交渉期間は米東部時間来年1月11日午後5時(同12日午前7時)まで。激戦区のア・リーグ東地区で5年連続プレーオフ進出中の強豪の「興味」がどこで「本腰」に変わるか、目が離せない。

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