ソフトB入団の山川穂高 小久保監督がお手本だった「ホームランを美しく打つ」実戦離れの不安はなし

2023年12月19日 13:40

野球

ソフトB入団の山川穂高 小久保監督がお手本だった「ホームランを美しく打つ」実戦離れの不安はなし
ユニフォームを来て背番号を見せる山川(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクに入団した山川穂高内野手(32)が19日、福岡県内で入団会見に出席し、意気込みを語った。
 山川は、小久保監督について「同じ右バッターとして学生時代にすごく参考にした。ホームランを美しく打つのはよく見ていた。足をケガして再起したのも見た。とにかく凄いなと見ていた。もし1軍に呼ばれるなら、とにかくひたむきに全力でプレーしたい」と指揮官との顔合わせを待ち望んだ。

 今季は17試合のみの出場。実戦から離れている不安については「試合の感覚はやはり何ヶ月も空くとなくなるが、その間も3軍で練習していつも以上に体を追い込んだ。体は万全ですので、そこは頑張れると思っている」と語った。

 ソフトバンクは今季、3年連続で優勝を逃し3位に終わった。通算218本塁打の長距離砲獲得で、最大の補強ポイントを解消。来季は、最多安打のタイトルを獲得した柳田悠岐外野手(35)、本塁打、打点の打撃2冠などに輝いた近藤健介外野手(30)に、3度の本塁打王の実績がある山川、と超重量和製クリーンアップが実現する。4年ぶりのV奪回を狙う小久保新監督には、何よりの補強となりそうだ。

 山川は申請期限最終日だった11月14日、FA権の行使を宣言。知人女性への強制性交の疑いで書類送検された影響で、今季は17試合の出場にとどまったが、ソフトバンクは水面下で入念に調査し、4年総額12億円プラス出来高で合意した。

 ◇山川 穂高(やまかわ・ほたか)1991年(平3)11月23日生まれ、沖縄県出身の32歳。中部商から富士大に進み、2、3年時に大学日本代表。13年ドラフト2位で西武入団。18、19年に本塁打王、22年は本塁打王と打点王の2冠。今年3月のWBCでは侍ジャパンで世界一に貢献。1メートル76、103キロ。右投げ右打ち。

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