山川穂高の入団会見は笑顔なしの50分 黒のスーツで謝罪からスタート「厳しい声が上がるのは当然」

2023年12月19日 14:55

野球

山川穂高の入団会見は笑顔なしの50分 黒のスーツで謝罪からスタート「厳しい声が上がるのは当然」
謝罪をし入団会見を行う山川(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使しソフトバンク移籍が決まった山川穂高内野手(32)が19日、本拠地ペイペイドームで入団会見を行った。約50分間の会見で、終始笑顔を見せることはなかった。
 黒のスーツに黒地のネクタイを合わせた山川は、会見冒頭から「この度、ソフトバンクホークスさんにお世話になることになりました。まず、ここまで決断に時間がかかってしまい、本当に申し訳なく思っております」と第一声。

 続けて「一連の私の不祥事によって、ライオンズファン、ライオンズ球団、プロ野球ファン、すべての関係者に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。本当に申し訳ございません」と今年5月に知人女性に対する強制性交の疑いで書類送検され、8月下旬に嫌疑不十分で不起訴処分となった件を謝罪し、頭を下げる異例のスタートとなった。

 その上で、「私は来年、プロ11年目になりますが、ホークスのユニホームを着ることになります。ですが、マイナスからのスタートになると思っております。1日1日をこれまで以上に自覚を持ち、責任ある行動を取りたいと思います。新人の気持ちで全力で頑張りたいと思っております」と決意。

 さらに「厳しい声が上がるのは当然のことだと思っています。野球で結果を出して許してもらおうとは思っていない。行動に自覚、責任を持つこと。今はそれに徹していく」と覚悟を口にした。

 会見後の背番号「25」のユニホームを着用してのフォトセッションが行われたもののそこでも笑顔はなし。約50分の会見では終始、神妙な面持ちが続いた。

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