巨人・阿部監督の地獄の股割りティーにドラ3佐々木&ドラ4泉口ぶっ倒れた「ウェルカムティーですよ」

2024年02月03日 05:30

野球

巨人・阿部監督の地獄の股割りティーにドラ3佐々木&ドラ4泉口ぶっ倒れた「ウェルカムティーですよ」
巨人・佐々木(右)に打撃指導する阿部監督(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 笑うアベには気をつけろ。2日連続で雨天のため室内練習場で行われた巨人の宮崎キャンプ。阿部新監督がルーキー野手2人を「地獄の股割りティー」で追い込んだ。
 ドラフト4位・泉口(NTT西日本)と、3位・佐々木(日立製作所)のティー打撃で自らトス上げ。足を開いて低い姿勢から地面スレスレのローボールを連続で打たせて、最後は数十秒フィニッシュの姿勢で静止させた。2人とも終了後に苦悶(くもん)の表情で、倒れ込むほどの厳しい追い込み。「こんなにきついと思っていなかった。自分の甘さで高くなったりして監督さんから“2センチ下げろ”と言われた時はしんどかった…」と佐々木。泉口も「YouTubeとかで見ていたティーを自分がやるのは不思議な感じ。今まで以上に厳しかった」と“プロの洗礼”を振り返った。

 下半身主導の打撃の意識付けと下半身強化を兼ね2軍監督時代から取り入れていた、チーム内で恐れられている名物メニュー。今キャンプでの実施は初で、監督としても容赦ない指導だったが新指揮官は「ウエルカムティーですよ」とニヤリと笑った。昨秋のキャンプでも秋広ら若手に課してきたが「2人とも大卒社会人だけあって、強いよ。(秋広より)断然、強いね」と体の強さを評価した。

 初日の打撃練習で打球速度170キロを計測した佐々木は中堅の定位置を争う左の好打者で、阿部監督も「センターで社会人の時ずっとやってるから」と期待。全員が1軍スタートを切った支配下の新人5選手による新風が、チーム力底上げにつながると信じている。(川島 毅洋)

 ≪「笑うアベ」グッズ発売≫巨人のキャンプ期間のキャッチフレーズ「笑うアベには福来たる」にちなんだ関連グッズが販売開始となった。笑顔の阿部監督がプリントされたフェースタオル、缶バッジ、キーホルダーなどが用意された。

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