DeNAがキャンプで「キャンプ?」。外野陣が「青空ディスカッション」で一致団結!

2024年02月03日 19:12

野球

DeNAがキャンプで「キャンプ?」。外野陣が「青空ディスカッション」で一致団結!
<DeNA宜野湾キャンプ>ディスカッションする度会(左から4人目)ら外野手陣(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 DeNAの沖縄・宜野湾キャンプに異様な光景が広がった。
 第1クール第3日目、午前11時30分。内野陣がノックで元気に声を出す後方の中堅エリアで、全外野陣が車座で座っていた。

 気温25度の晴天。沖縄の地元の方も「この時期としては異常に暑い」と驚く気候は、キャンプとしては最高の条件。気持ちよさそうに座るナインに、2000人のファンも「一体何をしているのだろう?」と熱視線を注いだ。

 実はこれ、小池正晃外野守備コーチ発案の「外野ディスカッション」というメニュー。直前のプレーなどの映像を見ながら、各選手がほかの選手のプレー動作について意見を出すという内容だ。

 映像を見た選手からは、「桑原さんは2、3歩目が速い」とか「佐野さんは意外にシンプルに動いてますね」などの活気ある意見が交換された。

 なぜ青空の下で?通常なら球場や宿舎のミーティングルームにこもって行う作業だが、同コーチは「動きについて、じゃあ夜に分析しましょう、となるとタイムラグがあって忘れてしまうことも多い。新鮮さもなくなる。それにちょうどキャンプ3日目で昨日まで暑かったし、運動量、疲労も考慮して、あのタイミングであの場所が僕は最適だと思った」と明かした。

 キャンプで広がった「みんなでキャンプ」のような光景。だが、プロ野球選手が意外と忘れがちな、素直に他選手のプレーを評価し分析するというメニューは、「キャンプ」ならではのものだった。 (大木 穂高)

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