阪神・青柳が代弁した「毎日ブルペン」の真意 昭和でも令和でも変わらない上達の本質

2024年02月05日 05:15

野球

阪神・青柳が代弁した「毎日ブルペン」の真意 昭和でも令和でも変わらない上達の本質
室内から空模様をうかがう阪神・岡田監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【虎番アレコレ24 倉世古洋平】岡田監督はキャンプ中、宿舎でのルーティンがある。投手の球数チェックだ。自室に大きなホワイトボードを設置。そこに、投手名と日付が記された紙が貼られ、毎日、ブルペンの投球数が書き込まれる。夕食を終えて部屋に戻ると、一目瞭然の状態になっている。
 監督に復帰した昨年と同じ取り組み。違いは、今年は宜野座勢だけでなく、2軍のベテラン勢もリストに加わったこと。だから、「一番投げているのは加治屋と島本や」と具志川事情も把握する。

 「毎日ブルペン」が基本方針。数を多く放らせることが目的ではないとはいえ、「肩は消耗品」の考えが浸透する現代において、「毎日」は時代遅れ?いや違う。青柳が代弁した。「結局、投げる技術は投げないと身に付かないですよ。若い選手は特にそうでしょう」。最後は体で覚えるしかない――。昭和でも令和でも変わらない上達の本質を、教えてくれた気がした。

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