広島・新井監督 第1クールを終え「選手の表情も動きも非常によかった」

2024年02月05日 05:50

野球

広島・新井監督 第1クールを終え「選手の表情も動きも非常によかった」
広島・新井監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 広島の春季キャンプは第1クールが終了した。雨天の肌寒い日が多く、新井監督は「雨が多かったけど、選手の表情も動きも非常によかった」と総括した。
 きょう5日の休日を挟み、あす6日の第2クールから会沢、松山、野間、上本が2軍で調整。代わって中村奨、韮沢、羽月、二俣が昇格し、新外国人のハーン(ロイヤルズ)、ハッチ(パイレーツ)も1軍に合流する。指揮官は2軍調整するベテラン、中堅に「ケガに注意して、調整してほしいと伝えた」と説明した。

 《森が熱投121球》左腕・森が今春チーム最多となる121球の投げ込みを行った。新井監督が打席に立ち、黒田球団アドバイザーに見守られながらの熱投。「黒田さんに“球数が増えてもしっかり投げられるように。そこからが大事”と言われたので、反復で体に覚えさせたい」と汗を拭った。オリックス・山岡に伝授されたスライダーも試投。指揮官は「100球を超えても球の力は落ちなかったし、スライダーも大きく鋭く曲がっていた」と絶賛し、先発枠奪取に期待した。

 《斉藤は成長を感じさせる25球》高卒2年目右腕の斉藤が今春キャンプ初めて打撃投手を務め、成長ぶりを披露した。石原、中村健、中村貴と対戦し、25球を投げて安打性はわずか2本。最速149キロを計測した直球で空振りやファウルを奪うシーンが目立ち「納得いく球が結構あり、いい感覚で投げられた。去年と比べると上半身が凄く楽な感じ。下半身が使えているのかなと思う」と満足そうに振り返った。永川1軍投手コーチも「真っすぐをバランス良く投げていた。球速はまだ出ると思う」と好評価した。

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