“大谷斬った男”西武・アブレイユ サファテ超え日本新55S狙う 背番同じ「54」から修正

2024年02月05日 05:20

野球

“大谷斬った男”西武・アブレイユ サファテ超え日本新55S狙う 背番同じ「54」から修正
フォトセッションで手を合わせる(左から)ヤン、アブレイユ、渡辺GM、アギラー、コルデロ(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 西武の新外国人4選手が埼玉県所沢市の球団施設で入団会見に臨んだ。昨季ヤンキースで45試合に登板した最速163キロ右腕・アブレイユは、自身の背番号54にちなみ「54セーブ挙げたい」。シーズン54セーブは、17年にサファテ(ソフトバンク)がマークしたプロ野球記録と聞くと「気持ちが強いので、55セーブ挙げられるように」と上方修正した。
 自信の源は打者・大谷との通算成績だ。「3回やってファーストゴロ、あとは三振」と3打数無安打2三振。「前の投手はホームランを打たれた」と自分は違うと言いたげだった。渡辺久信GMは「ヤンキースでマイナーに落ちず1年間投げきった実績もある」と守護神候補として期待し、新加入の甲斐野や増田らとの争いになる。(伊藤 幸男)

 ≪アギラー フォア・ザ・チームを強調≫メジャー通算114本塁打のアギラーは、最高飛距離484フィート(約148メートル)を誇る右の長距離砲だ。同じベネズエラ出身で推定180メートル弾を放った西武OBのカブレラとは顔見知りも「遠くへ飛ばすことではなく、勝利にどれだけ貢献できることが大事」とフォア・ザ・チームを強調した。ただ、大谷には通算12打数無安打8三振と封じ込まれており「違う惑星から来た人みたい」とお手上げだった。

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