ソフトBドラ1前田悠は「プライベート・ジェット持ちたい」 “機長”なパイロット体験に興奮

2024年02月06日 06:00

野球

ソフトBドラ1前田悠は「プライベート・ジェット持ちたい」 “機長”なパイロット体験に興奮
練習機を前に「VIVA」ポーズを決めるソフトバンクの(前列左から)村田、大山、(後列左から)岩井、前田悠、広瀬(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 “機長”な体験だった――。ソフトバンクのドラフト1位左腕・前田悠伍投手(18=大阪桐蔭)ら新人5選手が、宮崎春季キャンプ休養日の5日、宮崎市内の航空大学校でパイロット体験を行った。
 「初めて航空機の操縦席に乗せてもらいましたし、かっこええなぁーと思いました」

 格納庫あったのは約1億円で購入が可能という訓練機だった。黒の制服姿でポーズを決めた後に欲しくなった。将来的にプライベートジェットを持ちたいかと問われ「活躍して、いつかは持てるようになりたいですね」と目を輝かせた。ドジャース・大谷ら成功者の“代名詞”。プロで成功すれば手が届くだけに、夢はふくらむ。

 フライトシミュレーターで操縦体験もした。滋賀出身で幼少期には琵琶湖で開催される「鳥人間コンテスト」を観戦したことはあるが、操縦は未体験。着陸までハンドルを握り「芝生に突っ込んだけど結果オーライ。思ったより難しいですね」と興奮気味だった。

 B組(2軍)とはいえ、開幕1軍を争う“宮崎組”に抜てきされたが、球団は投球練習をさせないなど独自の育成プランで大成させる意向。きょう6日からの第2クールも、同様に投球面でのハイペースは課さない。「先輩方とのコミュニケーションは楽しいですし、充実しています。焦らずに少しずつ、上がっていきたい」と前田悠にも焦りはない。

 将来の“専用機”に乗る姿を想像しつつ、今ははやる気持ちをうまく操縦していく。(井上 満夫)

 《ドラ3広瀬は悪戦苦闘》ドラフト3位野手の広瀬(慶大)が着陸に失敗し、苦笑いだ。慶応幼稚舎出身初のプロとしても注目される右の大砲はフライトシミュレーターで着陸時に1回転し墜落。パイロットとしては空転したが「打席ではひっくり返らず、オーバースイングせずにリラックスして入りたいです」と切り替えていた。

 《ドラ4村田は夢がかなった》ドラフト4位村田(明大)は、フライトシミュレーターで安定した着陸技術を披露し教官に称えられた。父の親類が、陸上自衛隊浜松基地に勤務していた際、航空ショーを見た。映画の「トップガン マーヴェリック」も鑑賞済みの右腕は「パイロットへの憧れはありましたが、野球を取りました。操縦できてうれしかった」と大喜びしていた。

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