落合博満氏「確固たるレギュラーが少なくなってきたということ」キャンプ実戦練習から昔との違いを分析

2024年02月06日 18:40

野球

落合博満氏「確固たるレギュラーが少なくなってきたということ」キャンプ実戦練習から昔との違いを分析
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が6日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。現在真っ盛りのプロ野球春季キャンプについて語った。
 2024年のプロ野球はすでにキャンプインから1週間が経過。日本ハムが3日目に12球団最速で紅白戦を行った。落合氏自身も中日監督に就任した1年目の2004年に初日から紅白戦を行うなど、積極的に選手たちを競わせるキャンプを敢行。5年ぶりにリーグ優勝を果たし、就任1年目で胴上げ監督になった。16年ぶりの顔合わせとなった西武との日本シリーズは3勝4敗で50年ぶりの日本一はならなかったが、見事な手腕を発揮した。

 ここ最近、どの球団もキャンプインしてから実戦練習をするまでのタイミングが早くなってきていることについて、「我々の時代からすると、相当早くなっていることは確か」と話した落合氏。その理由として「それだけちゃんとしたレギュラーが少ないということだと思う」と分析した。

 「レギュラークラスっていうのはオープン戦の後半から出て、シーズンに間に合わせればいいやっていうようなキャンプの過ごし方を(昔は)してたけれども。今はキャンプ初日からどうやってアピールするかなっていうのが主体になって。首脳陣に認めてもらおうという選手が多くなってきたんじゃないかな。(つまり)それだけ確固たるポジションを確保している選手が少なくなってきたということが言えるのかもしれない」と、昔と今のチーム事情の違いを挙げていた。
 

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