落合博満氏 キャンプの早い段階で紅白戦を行う意味とは?「選手に暗に伝えたかった」

2024年02月06日 18:35

野球

落合博満氏 キャンプの早い段階で紅白戦を行う意味とは?「選手に暗に伝えたかった」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が6日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。現在真っ盛りのプロ野球春季キャンプについて語った。
 2024年のプロ野球はすでにキャンプインから1週間が経過。日本ハムが3日目に12球団最速で紅白戦を行った。落合氏自身も中日監督に就任した1年目の2004年に初日から紅白戦を行うなど、積極的に選手たちを競わせるキャンプを敢行。開幕投手には一軍登板のない川崎憲次郎を抜てきするなどして注目を集めた。

 結果、中日は5年ぶりにリーグ優勝を果たし落合氏は就任1年目で胴上げ監督に。16年ぶりの顔合わせとなった西武との日本シリーズは3勝4敗で50年ぶりの日本一はならなかったが、見事な手腕を発揮した。

 キャンプの早い段階で紅白戦を行う意味を問われた落合氏は「監督の考え方一つですよ。どういうキャンプにしたいのかってことで予定を組むわけだから。体力強化しないといけないなと思えが、初日から紅白戦はできないし」と回答。

 「どういうメニューで1カ月間こなさないといけないのかを目安にして、(例えば)2月1日に紅白戦やるからなって。選手に1日からすぐ野球ができる体にしてきなさいよって暗に伝えたかっただけのことで。まあそれがうまいことハマったっていう2004年のキャンプではありましたね」と監督就任1年目を回顧した。
 

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