ソフトB・近藤が侍ジャパンのキーマンになる 井端監督が直々に指名「なくてはならない存在」

2024年02月07日 05:00

野球

ソフトB・近藤が侍ジャパンのキーマンになる 井端監督が直々に指名「なくてはならない存在」
視察に訪れた侍ジャパン・井端監督(右)と話すソフトバンク近藤 Photo By スポニチ
 11月に控える「プレミア12」の連覇に向けて、その打棒が必要不可欠だ。ソフトバンクの近藤が、キャンプを視察した井端監督から侍打線のキーマンに指名された。
 昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、3番・大谷につなぐ「恐怖の2番打者」として世界一に貢献した。3月の強化試合のメンバーにも内定している。井端監督は「先頭になって出てほしいというのがあるし、調子がいい、悪い関係なく結果を出せる選手。四球も選べる。なくてはならない存在だと思っています」と信頼を口にした。

 昨季、本塁打、打点の2冠に輝いた近藤にとって、国際大会は自らを成長させてきた舞台だ。見事に実現させた長打率の大幅アップも代表チームで周囲から刺激を受けたことが契機だった。「毎回、呼んでいただくたびに、新しい刺激や発見があったり、自分を成長させてもらっている。一発勝負の中で実力が試せる場なので楽しみというか、重圧の中で自分のパフォーマンスを発揮していきたいと思います」と力を込めた。

 今季チームに3度の本塁打王の実績を誇る山川も加入した。「これまでも話す機会もあったが、より深いところまで話が聞ける。そういうことは大事にしたい。タイプは違うが学ぶ部分が多い選手。チーム内でいい競争ができたらと思う」。

 進化の歩みを止めない背番号3が、シーズンで最高の成績を残して再び世界と戦う。 
 (木下 大一)

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