阪神・岡田監督、茨木の期待値爆上がり 「軽い気持ち」で1軍招集が急成長…11日紅白戦で門別と先発対決

2024年02月09日 05:15

野球

阪神・岡田監督、茨木の期待値爆上がり 「軽い気持ち」で1軍招集が急成長…11日紅白戦で門別と先発対決
ブルペンで投げる阪神・茨木(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 阪神の高卒2年目右腕の茨木が、11日に行われる紅白戦で門別と投げ合うことが決まった。岡田監督が「(先発は)門別と茨木かな」と明かした。今春初の実戦で、同期で同学年の左右の剛腕2人が先発同士として激突。茨木は「投げるからには負けたくないです」と闘志を燃やした。
 当初は指揮官が門別のキャッチボール相手として「軽い気持ち」で1軍に呼ばれた…はずだった。だが日を追うごとに首脳陣の見方が変わり、その指揮官から「キャッチボール相手だけではなくなってきてるよな、力つけてな」と言われるほど期待されつつある。

 この日のブルペンでは変化球を織り交ぜて68球を投じ、感覚を確認。その投球も捕手の後方から見ていた指揮官に「ボールに力あるしな。やっぱりコントロールがええよな。ばらつきがないよ、本当に。スライダーもカーブもいいし。変化球もある程度キャッチャー構えたところに投げるしな」と言わしめた。

 門別とは5日のオフにともに卓球に興じるなどプライベートでも仲がいい。先輩ばかりの1軍で「気をつかわなくていい」と同期の存在は大きい。ただ、野球となれば話は別。「(負けた)卓球は置いといて、野球で勝ちます」とライバル心をのぞかせる。

 1軍キャンプに参加したことで、主力投手の実力を身近で痛感。「もっと真っすぐの強さであったり、ボールの質というのが一番、自分に必要」。その一環としてビーズリーから約15分間、スライダーの握り方を教わる場面もあり「自分には合っていると思います。いい感じに曲がった」ときっかけもつかむ。有望株がライバルとの投げ合いで腕を振り、さらに評価を上げる。(杉原 瑠夏)

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