ソフトB牧原大 侍魂で二塁の定位置獲りだ!! 栗山氏と再会しパワーもらった

2024年02月09日 06:00

野球

ソフトB牧原大 侍魂で二塁の定位置獲りだ!! 栗山氏と再会しパワーもらった
あいさつに駆け寄ったソフトバンク・牧原大(右)を抱きかかえる日本ハム・栗山CBO(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 ソフトバンク・牧原大成内野手(31)は8日、キャンプ地・宮崎を訪れた日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO、62)から、今季目指している二塁の定位置獲得へ“世界一”のパワーをもらった。
 WBCの指揮官と侍メンバーの一人。直接、会うのは昨年3月の大会以来で抱擁し、再会を喜び合った。大会では内外野を守れるユーティリティー選手として起用は少なかったが、栗山CBOは「僕にとっては牧原は神様。試合に出る出ないではなく、世界一になるためには本当に大きな存在だった。土下座して御礼を言わなきゃと思う」と存在の大きさを改めて強調した。

 伝え聞いた牧原大は恐縮しきり。「栗山さんに呼ばれなかったら、なかったこと。最後、守らせていただいたのは感謝しかないです」と米国との決勝戦で守備固めとして、中堅から世界一の瞬間を見届けたことはかけがえのない経験だった。

 牧原大は侍ジャパンで価値観が変わった。「大谷くん(ドジャース)が野球を楽しんでやっているのを見て、僕らもそういう野球をやりたいと思いました。ミスはある。引きずらずに楽しんでやろうということは昨年から心がけました」。今季は二塁手一本で定位置獲得に挑んでいる。午前のポジション別守備練習では、二塁へ悪送球を投げて「あかんすわ」と嘆いたが、すぐに切り替え、午後は1時間の特守で声を張り上げ反復練習した。

 鈴木(カブス)の負傷で追加招集されたのは昨年3月1日。1年が過ぎようとしているが、背番号8の心には“財産”がしっかりと刻み込まれている。 (福浦 健太郎)

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