楽天・早川 新武器「Wカット」で球数減らす 母校・早大の先輩ソフトB和田から伝授

2024年02月09日 05:22

野球

楽天・早川 新武器「Wカット」で球数減らす 母校・早大の先輩ソフトB和田から伝授
ブルペンでピッチングをする楽天・早川(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 楽天の開幕投手候補の早川が、新たなカットボールを「Wカット」と命名した。母校・早大の先輩で1月の合同自主トレで師事したソフトバンク・和田から伝授されたもので、握りを参考にし「早稲田と和田さんのW」と明かした。
 今キャンプ最多の92球を投げ込んだブルペン投球。早川が意欲的に取り組んだのがWカットだ。左右両打席に交互にダミー人形を立たせ、カウントを想定して投球する場面も。Wカットは右打者の内角に食い込み、左打者には内角から外角へ、フロントドア気味に投げることを想定し「どこのコースに投げるのも苦にしていない」と自信を示す。

 従来投げていたカットボールはスライダーの曲がりに近く、見逃されることも少なくなかったが、Wカットは「前のカットよりも、カットっぽい。振ってきて凡打で球数を減らせればいい。手応えは感じています」とうなずいた。

 10日からの第3クールでは打撃投手を務める予定だ。今キャンプではWカットのほかにも、スライダーの曲がりを横に大きく、フォークは速くて落差があり、空振りを取れるように改良している左腕。多くの武器をものにした時、開幕のマウンドがグッと近づく。(花里 雄太)

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