松井秀喜氏が宮崎入り 6年ぶり巨人臨時コーチへ「全ての選手をしっかり見たい」「目標は優勝以外ない」

2024年02月09日 17:38

野球

松井秀喜氏が宮崎入り 6年ぶり巨人臨時コーチへ「全ての選手をしっかり見たい」「目標は優勝以外ない」
<巨人 宮崎キャンプ>宮崎キャンプ入りした松井氏 
 巨人の春季キャンプで臨時コーチを務める松井秀喜氏(49)が9日、キャンプ地の宮崎入りした。18年以来4度目の春季キャンプ訪問。取材に応じた松井臨時コーチは「日本のキャンプをじっくり見るっていうのは、こういう機会しかないですから。全ての選手をしっかり見たいなと思ってます」と話した。背番号55の後輩で同じ左打者の秋広優人内野手(21)らへの指導に期待がかかる。
 松井氏は阿部慎之助監督(44)とは現役時代に2年間、一緒にプレー。昨年10月、阿部新監督誕生に際して臨時コーチを務める可能性に言及し「まずレッドカーペットを用意するのが第1条件。(宮崎)空港から青島のホテルまでずっと」と冗談めかしていたが、快く指導役を引き受けた。

 前回臨時コーチを務めた18年キャンプでは、4年目だった岡本和に軸足に体重を乗せて球を捉える「ジャッジ打法」を伝授。ヤ軍のGM付特別アドバイザーとして指導し、22年に62本塁打したジャッジにも伝えた奥義。岡本和は18年に143試合出場で33本塁打を放ちブレークにつなげた。

 松井氏との主なやり取りは以下の通り。

 ――臨時コーチを受けた経緯は。

 「阿部監督から直接、もしお時間があればぜひ、という話でした。時間を作ってきました。はい(笑い)」

 ――話があった時は。

 「うん、ま、必要ないんじゃないかなと思いますけどね。まあでも、ぜひということだったんでね。彼とは一緒にプレーもしましたしね、今もこうやって声をかけてくれるのは、それはもうね、素直に嬉しい。時間さえできれば行きたいなと思ってました」

 ――どんな思いで臨む?

 「細かいことは、ちょっとね、阿部監督と話して、何をどういう風に伝えるかっていうのは、これから、考えたいなと思ってます。自分が思ってる経験や自分が見てきたものっていうのはそれはもうね、変わりようはないですから、その中からどういうことを伝えていこうかなっていうのは、これからで考えたいなと思っています」

 ――注目している選手は?

 全員気になります。はい。やっぱり、あの、日本のキャンプをじっくり見るっていうのは、こういう機会しかないですから。全ての選手をしっかり見たいなと思ってます」

 ―この期間どのようなものにしていきたいか。

 「私はね、この4、5日見たところで、そんな大きな変化はないと思います。ただ、ジャイアンツの目標っていうのは、もう優勝以外はないですから。だから、その優勝という目標に選手、チーム全体で向かう中で、何か背中を押せるような、そういう、いい、ちょっとした刺激になればいいなと思います」

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