【阪神・岡田監督語録】梅野と坂本の起用法「全然、難しくない。2人で1年やるつもり」「長坂もひじが」

2024年02月09日 05:15

野球

【阪神・岡田監督語録】梅野と坂本の起用法「全然、難しくない。2人で1年やるつもり」「長坂もひじが」
練習を見守る阪神・岡田監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 阪神の岡田監督は8日、沖縄・宜野座キャンプ第2クールを終え、3日間のこのクールを振り返った。
 ―紅白戦の打順は、10日の朝食会場に来た選手順に希望を聞くのか?
 「ちょっと考えてるんや。明日(9日が)休みやから、いっぺんに集まることがないからな。朝の朝食会場にでも貼っといたろうかなと。俺は会場へ行くのがいつも最後やからな。誰がそんなに早く飯を食うのか、俺も知らんしな」

 ―昨日帰ってからも考えた?
 「そうや。だいたいのメンバーは考えたけどな。ポジションのメンバーな。紅白関係なしでな。あと2イニングずつで残りも2軍から、ショートも2人おるしな。高校生な。木浪、小幡の次に守るのがな。まだわからへんで、最終、煮詰めなあかん。うまい方法がなんかないかなと」

 ―11日の紅白戦には門別が先発する。
 「門別と茨木かな」

 ―何イニングか。
 「2イニング2イニング。2イニング投げる投手と1イニングの投手ばっかりや。最初(11日)は9回やけど全部こっち(1軍)のピッチャーやからな」

 ―同級生2人が先発するのはいい刺激になりそう。
 「そら、なるやろな。今日、茨木のブルペンは良かったで、昨日の(具志川の)鈴木もそうやけど、ピッチャーってボールがいってる時は、長いこと投げよんな、やっぱりな(笑い)。いつも言うてるやろ?ええ投げ方をしてるやつは疲れないから、球数が多く投げられるってな。そういうことやろな、結局な。(茨木は)いつラストって言いよるかなと思とったけど、なかなか言わんかった(笑い)」

 ―椎葉も11日
 「みんな投げる。投げる投げる。5、6人以外全部投げるんちゃうか。こっちにいてるメンバーはな」

 ―茨木も門別と同じくいいものを見せている。
 「門別はちょっと一枚抜けたと思たけど。同じ同級生で、(門別の)キャッチボール相手でもとっていう軽い気持ちやったけどな、最初はな。でも、キャッチボール相手だけではなくなってきてるよな、力を付けてな。一番年下やし、初めての1軍キャンプやから気使うやろうと思ったけど。そういうんじゃ全然なくなってしもうたな(笑い)」

 ―茨木の投手としての魅力は?
 「いやいや、そらボールの力はあるしな。まあ、高卒1年が終わったばかりやからな。茨木はやっぱりコントロールええよな。ばらつきがないよ、ほんとに。変化球も、スライダーもカーブもいいしな。変化球もある程度キャッチャーが構えたところに投げるしな」

 ―ノイジーは大事をとっての判断か。
 「なんかバッティングで肘が痛いって言うとったな。無理をする必要がないし。投げるのは大丈夫で、バッティングが肘痛いって言うとったよ。無理せんでええよって」

 ―第3クールからは普通に?
 「ちょっと分からんけどな。別に紅白戦も無理をする必要ないからな。いっぱい出るやつおるからな、外野は(笑い)。ミエちゃんと2人、DHにしとったんやけどな」

 ―中川が足を痛めた。
 「この間もつったやろ?ここでな。台湾の時(アジア・ウインターリーグで痛めたところ)と同じところみたいやな。病院へ行ったら、大したことがなかったみたいやけど、(1軍にいるのは)ちょっとしんどいわな。何日間かで、同じところを2回もつったりしてるからな」

 ―捕手は2軍から上げるか?
 「次は入れ替えるよ。今、栄枝を上げたら、具志川にキャッチャーがおれへんやん。長坂も(右)ひじが、キャッチャーばっかりケガで。そら今、(栄枝を)上げたら、2軍で受けるキャッチャーがいなくなるやん。もう1クールは置いとくよ」

 ―中川は大阪に帰るのではなく、沖縄に残るのか?
 「こっちにおるよ。捕れるくらい捕って、投げるのだけな、誰かに投げてもうたらええやん。ちょっとキャッチャーがな、正直言ったらきついよな」

 ―序盤から無理をしたらいけない。
 「いつも言うとったけど、第2クールが一番けがとか多い。最初のクールが終わってちょっと一安心というかな、一安心じゃないんだけど、慣れもあるしな。最初は緊張感もあるけどな。第2クールの方が、けが人じゃなしに、どっかが張ったとかそういうのが多いよな。それはもうずっとやな」

 ―選手時代は紅白戦の方が楽と。この時期は練習で追い込むことが大事。
 「それはそうやん、そんなもん。紅白戦って楽やで。半分は座っとるやん、そやろ?そんなもん、試合を3時間やったら、1時間半は座っとるんやから。楽やんか。そういう意味で楽やで、はっきり言って。そらずっと練習で動いてる方がしんどいやん」

 ―追い込むと言えば佐藤輝は鳥谷氏のつきっきりの守備練習で追い込めたか。
 「そうやな。まあ、順調違うんかな。でも去年よりはだいぶバット振っとるよな。それはな。まあしかし、俺は今年が、これから先の野球人生の中では一番大事な1年やと思うよ。ガンって行ってしまうか、またホームラン20本くらいで終わってしまう選手なのかっていうな」

 ―練習をこなす体力がついてきたか?
 「だからバットをよう振ってる言うてるやん。だって去年の秋みてみいよ」

 ―守りの上達もしているか。
 「華麗に守るというのが上達じゃないんよ。アウトにできるボールをアウトにする。普通のプレーでええわけやから。華麗に守備をせいとは一切言うてないからな。でも、何で評価するんよ?エラーが少なくなったら、うまくなっていると思うやろ。それしかないやんか。結果的にな。うまくなったなって言うて、去年よりエラーしてたら一緒やんか。だから、確実にアウトにできることをアウトにしてくれたらええ。ファインプレーはいらんよ。ヒットはヒットで仕方ない。送球ミスとかな、こっちでミスしてしまうのはアカンいうことやからな」

 ―梅野、坂本の起用法は難しいか。
 「全然難しくないよ。だって2人で1年やるつもりやもん。それだけや」

 ―併用で?
 「だってどっちかしか使えへんいうことないんやから。それは簡単なことや。ピッチャーとの相性とかな。別にどっちを使っても遜色ないんやもん。しょうがないやんか」

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