カブス今永がキャンプイン、今永節健在「すべて受け入れることが大事」、食事面は「毎日鍋さえしておけば」

2024年02月15日 08:19

野球

カブス今永がキャンプイン、今永節健在「すべて受け入れることが大事」、食事面は「毎日鍋さえしておけば」
大勢のスタッフが見守る中、ブルペンで投げる今永 Photo By スポニチ
 カブスの今永昇太投手(30)は14日(日本時間15日)、アリゾナ州メサのキャンプ施設でメジャー初のキャンプインを迎えた。
 約1週間前から当地で練習を続けてきた今永は「無事にこの日を迎えられて良かった。きのうまでのチームメートと今日からのチームメートは意気込みが違った」と、キャンプ初日の独特な雰囲気を口にした。

 ブルペンでは変化球を交え31球の投球練習を行い「屋外で、そしてアメリカの土のマウンドで初めて投げたわりにはよかったと思います。これからどんどん自分の改善点も見つかってきて、それを克服していくことがすごく楽しみ」と目を輝かせた。

 メジャー1年目は適応との戦いが続くことになる。それでも”投げる哲学者”と呼ばれる今永は、らしく語った。「すべて受け入れることが大事。自分がこうだからではなくて、自分の考え方とか自分のやってきたことは、ここではすべて違うと思って、新しいことをしっかり取り入れて。しかし監督には自分のやってきたことを出してくれればいいと言われているので、そこのバランスをうまくとりながらやっていきたい」。

 滑るとされるメジャー公式球に対しても「ずっと使ってますし、特に違和感もなく進められてます」と語った上で「慣らすとかっていうのではなくて、じゃあ僕が日本のボールに慣らすとかはないじゃないですか。こっちはこっちなので。自分に動かせないものをあんまり何とも思わないというか。これが当たり前なので。慣らすとかもあんまり考えてない」。”今永節”はキャンプ初日から絶好調となった。

 米国での食事面についても心配していない様子。「今はほぼ毎日自炊をしてるんですけど。自炊といっても鍋作ったり。毎日鍋さえしておけば栄養素も逃げないですし、いいと思います」と力強かった。

 今永との主な一問一答は以下の通り。

 ――キャンプ初日を終えて。

 「いつもは2月1日にキャンプインしていたので、不思議な感覚ではあったんですけど、この約2週間そういう感じではあったんですけど、無事にこの日を迎えられて、今こうやって健康的に終われてよかったと思います」

 ――オープン戦までにしておきたいことは。
 「対バッターに早く投げたいなという気持ちもありますし、やはりブルペンでどれだけ良くても対バッターがダメだったら意味がないので。対バッターに対してどうなるかというのをイメージしながらこれからの練習に励んでいきたいと思います」

 ――土の上からのブルペンが初めてというのは。
 「ラボで投げていたので、それは人工芝だったので」 ーー感覚が違うか。「足裏の伝わり方が違いますし、地面反力も少し違いますし、やはり変化はあるなと感じますね」

 ――今後の調整は。
 「このクールの最終日にもしかしたらもう一回入って、その次はライブBPになると思うので。そのライブBPの日程は決まってないです。このクールであと一回は投げそうな気がします」

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