大谷翔平の人間性 ド軍監督が改めて好感「ジョー・ケリーとその家族に贈ったものを参考にしたかも」

2024年02月15日 16:26

野球

大谷翔平の人間性 ド軍監督が改めて好感「ジョー・ケリーとその家族に贈ったものを参考にしたかも」
大谷は間違えてシーズン用の「LA」帽子で登場も球団スタッフがキャンプ用の「D」帽子を持ってきて照れ笑い(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷が14日(日本時間15日)、アリゾナ州グレンデールで野手組が合流した全体キャンプ初日を迎えた。
 今キャンプ初めてドジャーブルーのユニホームと帽子を着用し全体アップに参加し、今キャンプ2度目のフリー打撃では山本やデーブ・ロバーツ監督が見守る中、29スイングで圧巻の5連発を含む柵越え10本をマーク。その後、即席サイン会も開いた。

 ロバーツ監督は練習前に取材対応。2020年以来のワールドシリーズ制覇を目指すチームの初日に関して「全員が集まるのは明らかに楽しかったと思いますし、それよりも才能のあるメンバーが揃っているという事実に感謝する気持ちが強かった」と感想を述べ、「3年間チャンピオンシップを獲得できていないことも影響しているが、今年のクラブハウスには、昨年のボールクラブに所属していなかった人たちがたくさんいる。私は2024年について語ることを強く支持している」と、現在のチームに満足げだった。

 その中でも、大谷の注目度は群を抜いている。「それに対応したか?」と問われた同監督は「野球やスポーツに関わる人なら誰でも、ショウヘイがドジャースであることの大きさと、それがこの組織全体に与える影響の大きさを理解していると思う。ショウヘイがジョー・ケリーとその家族に贈ったものを参考にしたかもしれない」と言及。背番号17を譲ったケリーに対して、高級車ポルシェで感謝の意を示した大谷の件を引き合いに出し、チームに溶け込もうと細やかな気配りをしていることを評価した。

 さらに同監督は「スーパースター」を例に出し、「スーパースターの中には、卵の殻の上を歩いているような感覚がある人もいると思います。ショウヘイに関しては、彼がそれを望んでいないことはわかっています。彼は他の皆と同じようになりたい、そしてただ我々がチャンピオンシップに勝つのを助けたいだけだ」と頼もしい存在であることを認めた。

 また、大谷もチームのリーダーの一人だと見ていると明かした同監督は、大谷の性格に関して「彼はとても好感が持てる人だ。人々は彼に引き寄せられます」と認め、「コーチや選手が彼を観察しようとして、彼がどのように働くのか、何が彼を興奮させるのかを見るのは私にとって楽しいです。彼は確かに好感が持てる人物であり、彼のような性格の人が私たちと一緒にいるのはとても幸運です」とも述べた。

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