阪神・森下は侍ジャパンでも背番「1」 「そういうところも背負ってつけていかないと」

2024年02月15日 05:15

野球

阪神・森下は侍ジャパンでも背番「1」 「そういうところも背負ってつけていかないと」
シートノックを受ける阪神・森下(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 侍ジャパンは14日、欧州代表との強化試合(3月6、7日=京セラドーム)の出場選手28人を発表し、阪神からは森下翔太外野手(23)が中野拓夢内野手(27)とともに選ばれた。
 森下は侍ジャパンでも志願し、背番号1に決まった。23年WBC、21年東京五輪ではヤクルト・山田がつけた背番号。森下カラーに染める決意を込めた。

 「1番をつけられるうちにつけておきたかった。ただの数字かもしれないけど、山田さんの番号だし、そういうところも背負ってつけていかないとダメかな思う。日の丸を背負うので」

 中大4年の大学ジャパン、そして昨秋のアジアチャンピオンシップでの背番号23から心機一転。背番号1にふさわしく、打率・455、1本塁打でベストナインに輝いた昨季以上の活躍を期した。

 「真剣勝負で、しっかり結果を残して、いい勢いをつけてシーズンに臨みたい。チャンスで打てる自信はついている。一発勝負の中でそれを出したい」

 体の回旋を意識し、コンタクト率を高める打撃に挑戦中。バットもグリップエンドがほぼないピート・ローズ型を振り込んできた。第3クール最終日は訪れた大野豊氏、槙原(寛の目の右下に「、」)己氏(いずれも本紙評論家)らに披露し、評論家諸氏から「それなら4割打たないと」とハッパをかけられた。「ジャパンにもこのバットで行くつもり。やりたいことを貫かないと、ここまでやってきた意味がなくなる」。背番号も意欲も「1番」を狙った。 (鈴木 光)

 《阪神・中野は“アニキ侍”だ》阪神・中野は“アニキ侍”に名乗りを上げた。若手中心の今回、内野手では西武・源田を除く5選手が年下。「自分から選手に聞くこともありますし、聞かれたことに対しては、しっかり自分のやってきたことを答えてあげられたら。日本の野球界のレベルアップのためにやっていきたい」。昨年3月のWBCを知るだけに「何とかスタメンで出られるよう頑張っていきたい」と意欲を示した。

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