阪神・育成2位福島 OP戦初盗塁も岡田監督チクリ「1球目から走れって言うてんのに」

2024年02月24日 05:15

野球

阪神・育成2位福島 OP戦初盗塁も岡田監督チクリ「1球目から走れって言うてんのに」
<巨・神>9回、代走で出塁した阪神・福島が二盗を決める(打者・植田)(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【オープン戦   阪神4ー9巨人 ( 2024年2月23日    セルラー那覇 )】 阪神・育成ドラフト2位の福島(白鴎大)が、身のこなしの軽さを生かしてオープン戦初盗塁を決めた。
 9回1死一塁、代走で登場。2死となってから打者・植田の初球に仕掛けた。12球団トップクラスの強肩を誇る巨人・山瀬の矢のような送球を前にタイミングはアウトだったが、巧みなスライディングでタッチをかわし、二塁ベースに到達した。

 「スライディングをする時ぐらいにボールがもう見えたので。スライディングの途中で、タッチをされないように足の軌道を変えました」

 ただ、結果を残しても、岡田監督の見方は厳しい。1死でスタートしなかったことに「(投入直後の)1球目から走れって言うてんのに、何球走れへんの。そういうことをしとったら、ファームに行かされるよ」とバッサリ。ルーキーの育成選手とはいえ、足の戦力になる可能性があると見込んでいるからこそ、要求も高度だった。

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