阪神・ミエセス ユニホーム忘れの汚名返上弾!「フェンス越えたのはOK」開幕前哨戦で存在感発揮する一撃

2024年02月24日 05:15

野球

阪神・ミエセス ユニホーム忘れの汚名返上弾!「フェンス越えたのはOK」開幕前哨戦で存在感発揮する一撃
<巨・神>大山のユニホームでシートノックを受ける阪神・ミエセス(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【オープン戦   阪神4ー9巨人 ( 2024年2月23日    セルラー那覇 )】 阪神・ミエセスの打球を、沖縄の虎ファンの歓声と潮風が後押しした。6回から出場し、この日2打席目となった8回2死。松井の2球目148キロを左翼スタンドに力で運んだ。開幕前哨戦で存在感を発揮する一撃だった。
 「結果的にホームランになったし、いい当たりではなかったけど、フェンスを越えたのはOKとしたいね」

 周囲を笑顔にしてしまうキャラクターも健在だ。ユニホームを忘れ、試合前のシートノックには「OHYAMA」とプリントされた背番号3のユニホームで参加した。「忘れてしまって、大山さんに助けてもらった。感謝している。(サイズが)ちょっとキツかったけどね」。ベンチで冷やかされながらも、急いで届けられた「55」で11日の紅白戦以来のアーチ。ムードメーカーだけで終わらないことを証明した。

 「違うユニホームを着ている相手と対戦する時は、どこであれ、ライバルであり、敵だと思っている。あと1カ月、いろんな面で良くしたい」

 巨人戦は昨年2本塁打、対戦打率・455と好相性。松井からは5月28日に甲子園で本塁打を放った。前でさばくことを意識して、パワーを生かす打撃にも春が近づいている。開幕1軍を死守し、3・29開幕戦でも外せない役者となる。(鈴木 光)

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